カスタム アクションの種類 50

このカスタム アクションは、コマンド ラインで起動された実行可能ファイルを呼び出します。

実行可能ファイル」も参照してください。

source

実行可能ファイルは、既存のファイルから生成されます。 CustomAction テーブルの Source フィールドには、実行可能ファイルへの完全なパスを含むプロパティの Property テーブルのキーが含まれています。

Type の値

CustomAction テーブルの Type 列には、基本的な数値の種類を指定する次の値を設定します。

定数 16 進数 Decimal (10 進数型)
msidbCustomActionTypeExe + msidbCustomActionTypeProperty 0x032 50

 

移行先

CustomAction テーブルの Target 列には、Source 列で識別される実行可能ファイルのコマンド ライン文字列が含まれます。

戻り処理オプション

CustomAction テーブルの Type 列に、戻り処理オプションを指定する省略可能なフラグ ビットを設定します。 オプションと値の説明については、「カスタム アクションの戻り処理オプション」をご覧ください。

実行スケジュール オプション

CustomAction テーブルの Type 列に、実行スケジュール オプションを指定する省略可能なフラグ ビットを設定します。 これらのオプションは、カスタム アクションの複数の実行を制御します。 オプションの説明については、「カスタム アクションの実行スケジュール オプション」をご覧ください。

スクリプト内実行オプション

CustomAction テーブルの Type 列に、スクリプト内実行オプションを指定する省略可能なフラグ ビットを設定します。 これらのオプションは、アクション コードを実行、ロールバック、またはコミット スクリプトにコピーします。 オプションの説明については、「カスタム アクションのスクリプト内実行オプション」を参照してください。

戻り値

実行可能ファイルであるカスタム アクションは、成功の場合は値 0 を返す必要があります。 インストーラーは、それ以外の戻り値をすべてエラーと解釈します。 戻り値を無視するには、CustomAction テーブルの Type フィールドに msidbCustomActionTypeContinue ビット フラグを設定します。

解説

実行可能ファイルを起動するカスタム アクションはコマンド ラインを受け取ります。通常、それには動的に指定されるプロパティが含まれます。 これが遅延実行カスタム アクションでもある場合、インストーラーは、インストール スクリプトからカスタム アクションが呼び出された時点で、CreateProcessAsUser または CreateProcess を使ってプロセスを作成します。

Custom_Actions