Font テーブル

Font テーブルには、フォント ファイルをシステムに登録するための情報が含まれています。

Font テーブルには次の列があります。

Column 種類 キー Nullable
File_ Identifier Y N
FontTitle テキスト N Y

 

[列]

File_

フォント ファイルの File テーブル エントリへの外部キー。 フォント ファイルを含むコンポーネントの場合、Component テーブルの Directory_ 列で FontsFolder を指定することをお勧めします。

FontTitle

フォント名。 TrueType フォントと TrueType コレクションの場合、インストーラーはフォント ファイルから正しいフォント タイトルを読み取った後でフォントを登録できるため、この列を null のままにすることをお勧めします。 フォント名を入力する場合は、フォント ファイルのフォント タイトルと同じにする必要があります。 .fon ファイルなど、名前が埋め込まれていないフォントの場合は、タイトルを指定する必要があります。

解説

このテーブルは、RegisterFonts アクションまたは UnregisterFonts アクションが実行されるときに参照されます。

FontTitle フィールドを Null のままのすると、フォント名は指定したフォント ファイルから直接読み取られます。 FontTitle フィールドで指定したフォント名が、フォント ファイルに記録されている内部フォント名と異なる場合、フォントは RegisterFonts アクションによって 2 回登録されます。

フォントには言語 ID リソースが埋め込まれていないので、言語 ID を使ってフォント ファイルを作成しないでください。したがって、フォント ファイルの場合、File テーブルの Language 列を null のままにする必要があります。

インストーラーは既定ではフォント ファイルの refcount を設定しないので、アプリケーションをアンインストールするときに、既存のフォント ファイルがコンポーネントと共に削除される可能性があります。 フォント ファイルが削除されないようにするには、作成者は、フォント ファイルを含むコンポーネントの Component Table_msi_Component_Table の Attributes 列で msidbComponentAttributesSharedDllRefCount または msidbComponentAttributesPermanent ビット フラグを設定できます。

検証

ICE03
ICE06
ICE07
ICE32
ICE51
ICE60