View オブジェクト

View オブジェクトは、Database オブジェクトの OpenView メソッドを使用してクエリを処理するときに取得される結果セットを表します。 データを転送する前に、Execute メソッドを使用してクエリを実行する必要があります。そのクエリには、SQL クエリ文字列内で指定されたすべての置換可能なパラメーターを渡す必要があります。 クエリは、必要に応じて異なるパラメーターを指定して再度実行できます。ただし、すべてのレコードをフェッチするか、Close メソッドを呼び出すことによって、結果セットを解放した後にのみ実行できます。

メンバー

View オブジェクトには、次の種類のメンバーがあります。

メソッド

View オブジェクトには、次のメソッドがあります。

方法 説明
閉じる クエリ実行を終了し、データベース リソースを解放します。
Execute 疑問符トークンを使用して、SQL クエリ内のパラメーターを表します。 これらのパラメーターの値は、パラメーター レコードの対応するフィールドとして渡されます。
Fetch 結果セットで使用できる行がまだある場合は、要求された列データを含む Record オブジェクトを返します。それ以外の場合は、null を返します。
GetError 検証エラーとエラーが発生した列名を返します。
変更 Fetch メソッドによって取得された変更後の Record オブジェクトを使用して、データベース行を変更します。

 

プロパティ

View オブジェクトには、次のプロパティがあります。

プロパティ 説明
ColumnInfo
結果セット内の各列に関する要求された情報を含む Record オブジェクトを返します。

 

必要条件

要件
バージョン
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー
[DLL]
Msi.dll
IID
IID_IView が 000C109C-0000-0000-C000-000000000046 として定義されている

こちらもご覧ください

Windows インストーラーのスクリプト作成の例