break コマンド

break コマンドは、"wait" フラグを使用して呼び出されたコマンドを中止するキーを指定します。 このコマンドは MCI システム コマンドです。MCI によって直接解釈されます。

このコマンドを送信するには、lpszCommand パラメーターを次のように設定して mciSendString 関数を呼び出します。

_stprintf_s(
  lpszCommand, 
  TEXT("break %s %s %s"), 
  lpszDeviceID, 
  lpszVirtKey, 
  lpszFlags
); 

パラメーター

lpszDeviceID

MCI デバイスの識別子。 この識別子またはエイリアスは、デバイスを開いたときに割り当てられます。

lpszVirtKey

次のいずれかのフラグ。

説明
仮想キー コードの場合 "wait" フラグを使用して開始されたコマンドを中止するキーを指定します。
オフ 現在のブレーク キーを無効にします。

lpszFlags

"wait"、"notify"、またはその両方を指定できます。 デジタル ビデオおよび VCR デバイスの場合は、"テスト" を指定することもできます。 これらのフラグの詳細については、「 待機、通知、テスト フラグ」を参照してください。

戻り値

成功した場合は 0 を返し、それ以外の場合はエラーを返します。

注釈

中断キーが有効になっており、ユーザーが lpszVirtKey パラメーターで指定された仮想キー コードによって識別されるキーを押すと、デバイスはアプリケーションに制御を返します。 可能であれば、コマンドは実行を続行します。

次のコマンドは、"mysound" デバイスの中断キーとして F2 を設定します。

break mysound on 113

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]

こちらもご覧ください

Mci

MCI コマンド文字列