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RAS_USER_0構造体

[このバージョンの RAS_USER_0 構造は、Windows Vista ではサポートされていません。 代わりに mprapi.h で定義されている新しい RAS_USER_0 を使用してください。]

RAS_USER_0構造体は、RasAdminUserSetInfo 関数と RasAdminUserGetInfo 関数で使用され、ユーザーに関する情報を指定します。

構文

typedef struct _RAS_USER_0 {
  BYTE  bfPrivilege;
  WCHAR szPhoneNumber[RASSAPI_MAX_PHONENUMBER_SIZE + 1];
} RAS_USER_0, *PRAS_USER_0;

メンバー

bfPrivilege

ユーザーの RAS 特権を指定するビット フラグのセット。 このメンバーには、RASPRIV_DialinPrivilege フラグとコールバック フラグの 1 つを組み合わせて使用できます。 ユーザーに提供されるコールバック特権の種類を識別するには、RASPRIV_CallbackType マスクを使用します。 次のフラグが定義されています。

説明
RASPRIV_NoCallback
ユーザーにはコールバック特権がありません。
RASPRIV_AdminSetCallback
ユーザー アカウントは、管理者がコールバック番号を設定するように構成されています。
RASPRIV_CallerSetCallback
リモート ユーザーは、ダイヤルイン時にコールバック電話番号を指定できます。
RASPRIV_DialinPrivilege
ユーザーは、このサーバーにダイヤルインするアクセス許可を持っています。

RasAdminUserSetInfo 関数の呼び出しでコールバック フラグのいずれかを指定します。

szPhoneNumber

ユーザーのコールバック電話番号を指定する null で終わる Unicode 文字列。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
クライアント サポートの終了
Windows XP
サーバー サポートの終了
Windows Server 2003
Header
Rassapi.h

関連項目

リモート アクセス サービス (RAS) の概要

RAS サーバー管理の構造

RasAdminUserGetInfo

RasAdminUserSetInfo