パスワード フィルター DLL のインストールと登録

Windows パスワード フィルターを使用して、ドメインまたはローカル アカウントのパスワードをフィルター処理できます。 ドメイン アカウントのパスワード フィルターを使用するには、ドメイン内の各ドメイン コントローラーに DLL をインストールして登録します。

パスワード フィルターをインストールするには、次の手順を実行します。 これらの手順は手動で実行することも、インストーラーを作成してこれらの手順を実行することもできます。 これらの手順を実行するには、管理者であるか、管理者グループに属している必要があります。

Windows パスワード フィルター DLL をインストールして登録するには

  1. DLL をドメイン コントローラーまたはローカル コンピューター上の Windows インストール ディレクトリにコピーします。 標準インストールでは、既定のフォルダーは \Windows\System32 です。 32 ビット コンピューター用の 32 ビット パスワード フィルター DLL と 64 ビット コンピューター用の 64 ビット パスワード フィルター DLL を作成し、適切な場所にコピーしてください。

  2. パスワード フィルターを登録するには、次のシステム レジストリ キーを更新します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE
       SYSTEM
          CurrentControlSet
             Control
                Lsa
    

    種類REG_MULTI_SZ 通知パッケージ の値 存在する場合は、DLL の名前を既存の値データに追加します。 既存の値を上書きせず、.dll拡張子を含めないでください。

    通知パッケージの値が存在しない場合は、それを作成し、REG_MULTI_SZ型を指定し、値データの DLL の名前を指定します。 .dll拡張機能は含めないでください。

    [通知パッケージ] の値は、複数のパッケージを追加できます。

  3. パスワードの複雑さの設定を見つけます。

    コントロール パネルで、[パフォーマンスとメンテナンス] をクリックし、[管理ツール] をクリックし、[ローカル セキュリティ ポリシー] をダブルクリックし、[アカウント ポリシー] をダブルクリックして、[パスワード ポリシー] をダブルクリックします。

  4. 既定の Windows パスワード フィルターとカスタム パスワード フィルターの両方を適用するには、[パスワードは 複雑さの要件を満たす必要があります ] ポリシー設定が有効になっていることを確認します。 それ以外の場合は、[ パスワードは複雑さの要件を満たす必要があります ] ポリシー設定を無効にします。

パスワード フィルターのプログラミングに関する考慮事項

強力なパスワードの適用とPassfilt.dll

パスワード フィルター関数