IRDVTaskPlugin インターフェイス

IRDVTaskPlugin インターフェイスは、仮想マシンのシステム更新プログラムをタスク エージェントが管理できるように、仮想マシンの更新タスク エージェントによって実装されます。 このインターフェイスは、ホスト システムによって実装される トリガー エージェントによって使用されます。

メンバー

IRDVTaskPlugin インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IRDVTaskPlugin には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IRDVTaskPlugin インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

メソッド 説明
初期化する タスク エージェントを初期化するために呼び出されます。
StartTask 仮想マシンで更新タスクを開始するために呼び出されます。
Terminate タスク エージェントがシャットダウンされるときに呼び出されます。

プロパティ

IRDVTaskPlugin インターフェイスには、これらのプロパティがあります。

プロパティ アクセスの種類 説明
PluginName
読み取り専用
タスク エージェントの表示名を格納します。

解説

タスク エージェントは、その仮想マシンがシステム更新用にスケジュールされている場合に、仮想マシン上で実行されます。 タスク エージェントは、 StartTask メソッドが呼び出されたときに仮想マシンを更新します。

タスク エージェントを登録するには、仮想マシンのレジストリに次のキーを追加します。

Hkey_local_machine\ソフトウェア\マイクロソフト\\ Windows NT CurrentVersion\ターミナル サーバー\タスク\プラグイン\TaskAgentName

このレジストリ キーの下に、次の値を追加します。

名前 Type 説明
CLSID
REG_SZ
タスク エージェントの CLSID を表す文字列。
IsEnabled
REG_DWORD
タスク エージェントが無効になっている場合は 0、タスク エージェントが有効になっている場合は 1。

Note

複数のタスク エージェントを登録できますが、使用されるタスク エージェントは 1 つだけです。 複数のタスク エージェントが有効になっている場合は、最初に見つかったタスク エージェントのみが使用されます。

このインターフェイスは、以下の要件で示されているオペレーティング システムでサポートされていますが、仮想マシンがWindows Server 2012でホストされている場合にのみ使用されます。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 7 Enterprise
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008 R2