アクセシビリティ ツール - AccChecker (UI アクセシビリティ チェッカー)

  • [アーティクル]

AccChecker (UI アクセシビリティ チェック) は、基になる UI フレームワークに関係なく、UI オートメーション (UIA) または Microsoft Active Accessibility (MSAA) の設計と実装において、主要な UI アクセシビリティ要件が満たされていることを検証します。 AccChecker には、一連の Web アクセシビリティ検証も含まれています。

AccChecker には、次のレベルの機能が用意されています。

  • 手動テスト、メッセージ ログ記録、抑制生成をサポートする Windows GUI アプリケーション。
  • 自動テスト フレームワークで使用するための API。
  • AccChecker マネージド API を使用できないシナリオでアンマネージド テスト自動化をサポートするコンソール アプリケーション。

すべてのレベルの AccChecker 機能で、Microsoft Active Accessibility のプログラムによるアクセス、プログラムによるイベント生成、コントロール レイアウト、キーボード ナビゲーションを検証するためのルーチンが提供されます。 AccChecker には、基本的なスクリーン リーダー文字起こしサービスも用意されています。

AccChecker は Windows ソフトウェア開発キット (Windows SDK) と共にインストールされます。 SDK のインストール パスの \bin\<version>\<platform>\AccChecker フォルダーにあります。

Note

AccChecker はレガシ ツールです。 代わりに Accessibility Insights の使用をお勧めします。

必要条件

.NET Framework 2.0 以降が必要です。

AccChecker を使用すると、Microsoft UI オートメーションのないシステムのアクセシビリティ データを調べられますが、調べられるのは Microsoft Active Accessibility プロパティのみです。 UI オートメーションを調べるには、UI オートメーションがシステム上に存在している必要があります。 詳細については、「UI オートメーション」の「必要条件」セクションを参照してください。

AccChecker は、Windows SDK のツール セット全体の一部としてインストールされ、個別の exe ダウンロードとしては配布されません。 Windows SDK には、このセクションに記載されているすべてのアクセシビリティ関連ツールが含まれています。 Windows SDK を取得します。 (以前のバージョンが必要な場合、SDK ダウンロード アーカイブのリンクもそのページにあります)