システム レジストリの変更

システム レジストリには、オペレーティング システム、サービス、アプリケーションで使用される構成データが含まれています。 Windows Management Instrumentation (WMI) には、システム レジストリ プロバイダーStdRegProv クラスがあり、ローカル コンピューターまたはリモート コンピューター上のレジストリの監視または変更に使用するメソッドを使用します。 Win32 プロバイダーは、レジストリのサイズに関する静的データを含む Win32_Registry クラスをサポートしています。

システム レジストリ プロバイダーは、システム レジストリとのインターフェイスとなるインスタンス、プロパティ、およびイベント プロバイダーです。 システム レジストリ プロバイダーは、IWbemServices インターフェイスを備えた標準プロバイダーです。 システム レジストリ プロバイダーを使用して、ローカルおよびリモートのシステムのレジストリ キーと情報にアクセスできます。 詳細については、「システム レジストリ プロバイダー」を参照してください。

WMI は StdRegProv を root\default 名前空間に配置します。 ただし、他のアプリケーションで使用するために、Regevent.mof ファイルを他の名前空間にコンパイルできます。

次の表で示すトピックでは、StdRegProv クラスとシステム レジストリ プロバイダーの使用方法について説明します。

トピック 説明
レジストリ データの取得 StdRegProv クラスのメソッドを使用してレジストリ データを取得または変更できます。これにより、レジストリ アクティビティをローカルまたはリモートで自動化できます。
レジストリ データの変更 キーを追加または削除したり、キーの下のレジストリ エントリ値を追加または変更したりできます。
システム レジストリ プロバイダーを使用したプログラミング システム レジストリでデータを提供する独自のクラスを定義できます。
システム レジストリ イベントの登録 システム レジストリ プロバイダーは、コンシューマーにイベントを送信できます。 イベントを受信するには、コンシューマーを登録し、クエリを作成し、プロバイダーがイベントを正しく送信していることを確認する必要があります。
システム レジストリ プロバイダーの登録 システム レジストリ プロバイダーは、WMI インストール プロセスの一部として登録されます。