WmiPerfInst プロバイダー

Windows Vista 以降、WmiPerfInst プロバイダーは、Win32_Perf から派生した WMI パフォーマンス カウンター クラスに生および書式設定されたパフォーマンス カウンター データを動的に提供しています。 このプロバイダーは、書式設定されたパフォーマンス データ プロバイダー ("Cooked Counter Provider" とも呼ばれる) とパフォーマンス カウンター プロバイダーを置き換えます。

WmiPerfInst プロバイダーは、WMIPerfClass プロバイダーによって提供される WMI クラスにデータを提供します。 このプロバイダーは、パフォーマンス データ ヘルパー (PDH) インスタンスと、WmiPerfClass プロバイダーによって提供される WMI パフォーマンス クラスの間のブリッジです。 WmiPerfInst は、データのクエリを受け取ると、クラスを読み込み、クラスとプロパティの修飾子を使用して PDH インスタンスを検索します。 詳細については、「PDH 関数を使用してカウンター データを使用する」を参照してください。

WMI ハイ パフォーマンス プロバイダーを作成して新しいパフォーマンス オブジェクトを開発し、ADAP リバース アダプター プロセスに依存してデータをパフォーマンス ライブラリに転送することは推奨されません。 例外は、Windows Driver Model ドライバーを開発していて、パフォーマンス データを提供する場合です。 リバース アダプター プロセスは下位互換性のために引き続き機能しますが、推奨される方法は、パフォーマンス カウンター バージョン 6.0 を使用することです。

このプロバイダーの __Win32Provider インスタンス名は "WmiPerfInst" です。

WMI プロバイダー

パフォーマンス ライブラリと WMI

パフォーマンス データの監視