デジタル メディアへのクローズド キャプションの追加

[このページWindows メディア プレーヤー SDK に関連付けられている機能は、レガシ機能です。 MediaPlayer に置き換わりました。 MediaPlayer は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能な場合は SDK ではなく MediaPlayerWindows メディア プレーヤー使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]

Synchronized Accessible Media Interchange (SAMI) は、キャプション、字幕、オーディオの説明などの同期されたテキストをデジタル メディア コンテンツと共に配信するように設計されたファイル形式です。 Windows メディア プレーヤー オブジェクト モデルを使用して Web ブラウザーに統合された SAMI は、アクセシビリティを向上させます。 SAMI を使用すると、より大規模で多様な対象ユーザーに到達するリッチ メディア コンテンツを作成できます。

標準フォントに加えて、SAMI はさまざまな色、サイズ、言語などの他のテキスト スタイルをサポートして、さまざまなユーザーを支援できます。 SAMI は、視覚障碍のある方や聴覚障碍のある方に特に役立ちます。 SAMI 形式は、学生に第 2 言語を教えるなどの教育目的にも役立つ場合があります。

このトピックでは、SAMI と Windows メディア プレーヤー ActiveX コントロール オブジェクト モデルの組み込みについて説明します。 SAMIファイルはデジタルメディアファイルとは独立して存在し、機能するために特定のビデオまたはオーディオフォーマットに依存しません。 ファイルは個別であるため、Windows メディア プレーヤー コントロールはクライアントのコンピューター上の各ファイルを検索、解析、同期、およびレンダリングします。 これにより、個々の SAMI ファイルの編集、さまざまなデジタル メディア形式の SAMI ファイルの組み込み、さまざまなサーバーの場所での SAMI ファイルの保存が可能になるため、柔軟性と機能が向上します。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

セクション 説明
SAMIファイルについて SAMI ファイルの基本的な構造について説明します。
SAMI ファイルの例 例の SAMI ファイルの構造について説明します。
ブラウザーでの Windows メディア プレーヤー コントロールでの SAMI の使用 Windows メディア プレーヤー コントロールを使用して Web ページで SAMI を使用する方法について説明します。
SAMI URL について 1 つの URL を使用してデジタル メディア ファイルを SAMI ファイルに関連付ける方法について説明します。

 

プレーヤー コントロール ガイド