ローカルの SQLite.NET データベースにデータを格納する

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このクイックスタートでは、次の方法について学習します。

  • データを SQLite.NET データベースにローカルに格納する。

このクイックスタートでは、Xamarin.Forms シェル アプリケーションからローカル環境の SQLite.NET データベースにデータを格納する方法について説明します。 最終的なアプリケーションは、次のとおりです。

Notes PageNote Entry Page

前提条件

このクイックスタートを試みるには、前のクイックスタートを正常に完了しておく必要があります。 または、前のクイックスタートのサンプルをダウンロードし、それをこのクイックスタートの出発点として使用します。

Visual Studio でアプリを更新する

  1. Visual Studio を起動し、Notes ソリューションを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラーNotes ソリューションを右クリックし、 [ソリューションの NuGet パッケージの管理...] を選択します。

    Manage NuGet Packages

  3. NuGet パッケージ マネージャー[参照] タブを選択して、sqlite-net-pcl NuGet パッケージを検索します。

    警告

    類似した名前を持つ NuGet パッケージが多数あります。 正しいパッケージには、次の属性があります。

    パッケージ名に関係なく、この NuGet パッケージは .NET Standard プロジェクトで使用できます。

    NuGet パッケージ マネージャーで、正しい sqlite-net-pcl パッケージを選択し、 [プロジェクト] チェック ボックスをオンにしてから、 [インストール] ボタンをクリックしてソリューションに追加します。

    Select sqlite-net-pcl

    このパッケージは、データベース操作をアプリケーションに組み込むために使用され、ソリューション内のすべてのプロジェクトに追加されます。

    重要

    SQLite.NET は、praeclarum/sqlite-net リポジトリからサポートされているサードパーティ製ライブラリです。

    NuGet パッケージ マネージャーを閉じます。

  4. ソリューション エクスプローラー[Notes] プロジェクトで、 [Models] フォルダーにある [Note.cs] を開き、既存のコードを次のコードに置き換えます。

    using System;
    using SQLite;
    
    namespace Notes.Models
    {
        public class Note
        {
            [PrimaryKey, AutoIncrement]
            public int ID { get; set; }
            public string Text { get; set; }
            public DateTime Date { get; set; }
        }
    }
    

    このクラスでは、アプリケーションでの各メモに関するデータを格納する Note モデルが定義されています。 SQLite.NET データベース内の各 Note インスタンスが SQLite.NET によって付与される一意の ID を確実に持つようにするため、ID プロパティが PrimaryKeyAutoIncrement の属性によってマークされます。

    Ctrl + S キーを押して Note.cs への変更内容を保存します。

    警告

    以降の手順で修正されるエラーのため、アプリケーションは現在はビルドされません。

  5. ソリューション エクスプローラーで、 [Data] という名前の新しいフォルダーを [Notes] プロジェクトに追加します。

  6. ソリューション エクスプローラー[Note] プロジェクトで、 [Data] フォルダーに [NoteDatabase] という名前の新しいクラスを追加します。

  7. [NoteDatabase.cs] で、既存のコードを次のコードに置き換えます。

    using System.Collections.Generic;
    using System.Threading.Tasks;
    using SQLite;
    using Notes.Models;
    
    namespace Notes.Data
    {
        public class NoteDatabase
        {
            readonly SQLiteAsyncConnection database;
    
            public NoteDatabase(string dbPath)
            {
                database = new SQLiteAsyncConnection(dbPath);
                database.CreateTableAsync<Note>().Wait();
            }
    
            public Task<List<Note>> GetNotesAsync()
            {
                //Get all notes.
                return database.Table<Note>().ToListAsync();
            }
    
            public Task<Note> GetNoteAsync(int id)
            {
                // Get a specific note.
                return database.Table<Note>()
                                .Where(i => i.ID == id)
                                .FirstOrDefaultAsync();
            }
    
            public Task<int> SaveNoteAsync(Note note)
            {
                if (note.ID != 0)
                {
                    // Update an existing note.
                    return database.UpdateAsync(note);
                }
                else
                {
                    // Save a new note.
                    return database.InsertAsync(note);
                }
            }
    
            public Task<int> DeleteNoteAsync(Note note)
            {
                // Delete a note.
                return database.DeleteAsync(note);
            }
        }
    }
    

    このクラスには、データベースを作成し、それに対してデータの読み込み、データの書き込み、データの削除を行うためのコードが含まれます。 このコードでは、データベース操作をバックグラウンドのスレッドに移動する非同期 SQLite.Net API が使用されています。 さらに、NoteDatabase コンストラクターがデータベース ファイルのパスを引数として受け取ります。 このパスは次の手順で App クラスによって提供されます。

    Ctrl + S キーを押して NoteDatabase.cs への変更を保存します。

    警告

    以降の手順で修正されるエラーのため、アプリケーションは現在はビルドされません。

  8. ソリューション エクスプローラーで、Notes プロジェクトの App.xaml を展開し、App.xaml.cs をダブルクリックして開きます。 次に、既存のコードを次のコードに置き換えます。

    using System;
    using System.IO;
    using Notes.Data;
    using Xamarin.Forms;
    
    namespace Notes
    {
        public partial class App : Application
        {
            static NoteDatabase database;
    
            // Create the database connection as a singleton.
            public static NoteDatabase Database
            {
                get
                {
                    if (database == null)
                    {
                        database = new NoteDatabase(Path.Combine(Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder.LocalApplicationData), "Notes.db3"));
                    }
                    return database;
                }
            }
    
            public App()
            {
                InitializeComponent();
                MainPage = new AppShell();
            }
    
            protected override void OnStart()
            {
            }
    
            protected override void OnSleep()
            {
            }
    
            protected override void OnResume()
            {
            }
        }
    }
    

    このコードでは Database プロパティが定義されています。これによって、新しい NoteDatabase インスタンスがシングルトンとして作成され、データベースのファイル名が NoteDatabase コンストラクターに引数として渡されます。 データベースをシングルトンとして公開することの利点は、アプリケーションが実行されている間、開いたままになる単一のデータベース接続が作成されることです。そのため、データベース操作が実行されるときにデータベース ファイルを毎回開いて閉じる労力を避けることができます。

    Ctrl + S キーを押して App.xaml.cs への変更を保存します。

    警告

    以降の手順で修正されるエラーのため、アプリケーションは現在はビルドされません。

  9. ソリューション エクスプローラーNotes プロジェクトで、 [Views] フォルダーの NotesPage.xaml を展開し、NotesPage.xaml.cs を開きます。 次に、OnAppearingOnSelectionChanged のメソッドを次のコードに置き換えます。

    protected override async void OnAppearing()
    {
        base.OnAppearing();
    
        // Retrieve all the notes from the database, and set them as the
        // data source for the CollectionView.
        collectionView.ItemsSource = await App.Database.GetNotesAsync();
    }
    
    async void OnSelectionChanged(object sender, SelectionChangedEventArgs e)
    {
        if (e.CurrentSelection != null)
        {
            // Navigate to the NoteEntryPage, passing the ID as a query parameter.
            Note note = (Note)e.CurrentSelection.FirstOrDefault();
            await Shell.Current.GoToAsync($"{nameof(NoteEntryPage)}?{nameof(NoteEntryPage.ItemId)}={note.ID.ToString()}");
        }
    }    
    

    OnAppearing メソッドによって、データベースに格納されているメモが、CollectionView に設定されます。 OnSelectionChanged メソッドによって、NoteEntryPage への移動が行われ、選択されている Note オブジェクトの ID プロパティがクエリ パラメーターとして渡されます。

    Ctrl + S キーを押して NotesPage.xaml.cs への変更を保存します。

    警告

    以降の手順で修正されるエラーのため、アプリケーションは現在はビルドされません。

  10. ソリューション エクスプローラーで、 [Views] フォルダーの NoteEntryPage.xaml を展開し、NoteEntryPage.xaml.cs を開きます。 次に、LoadNoteOnSaveButtonClickedOnDeleteButtonClicked メソッドを次のコードに置き換えます。

    async void LoadNote(string itemId)
    {
        try
        {
            int id = Convert.ToInt32(itemId);
            // Retrieve the note and set it as the BindingContext of the page.
            Note note = await App.Database.GetNoteAsync(id);
            BindingContext = note;
        }
        catch (Exception)
        {
            Console.WriteLine("Failed to load note.");
        }
    }
    
    async void OnSaveButtonClicked(object sender, EventArgs e)
    {
        var note = (Note)BindingContext;
        note.Date = DateTime.UtcNow;
        if (!string.IsNullOrWhiteSpace(note.Text))
        {
            await App.Database.SaveNoteAsync(note);
        }
    
        // Navigate backwards
        await Shell.Current.GoToAsync("..");
    }
    
    async void OnDeleteButtonClicked(object sender, EventArgs e)
    {
        var note = (Note)BindingContext;
        await App.Database.DeleteNoteAsync(note);
    
        // Navigate backwards
        await Shell.Current.GoToAsync("..");
    }
    

    NoteEntryPage によって、LoadNote メソッドを使用して、ID がクエリ パラメーターとしてページに渡されたメモがデータベースから取得され、ページの BindingContextNote オブジェクトとして格納されます。 OnSaveButtonClicked イベント ハンドラーが実行されると、Note インスタンスがデータベースに保存され、アプリケーションは前のページに戻ります。 OnDeleteButtonClicked イベント ハンドラーが実行されると、Note インスタンスがデータベースから削除され、アプリケーションは前のページに戻ります。

    Ctrl + S キーを押して NoteEntryPage.xaml.cs への変更を保存します。

  11. 各プラットフォームでプロジェクトをビルドして実行します。 詳細については、「クイックスタートのビルド」を参照してください。

    NotesPage[追加] ボタンを押して NoteEntryPage に移動し、メモを入力します。 メモを保存すると、アプリケーションは NotesPage に戻ります。

    さまざまな長さの複数のメモを入力して、アプリケーションの動作を観察します。 アプリケーションを閉じて再起動し、入力したメモがデータベースに保存されていることを確認します。

Visual Studio for Mac でアプリを更新する

  1. Visual Studio for Mac を起動し、Notes ソリューションを開きます。

  2. Solution Pad で、Notes ソリューションを右クリックし、 [NuGet パッケージの管理...] を選択します。

    Manage NuGet Packages

  3. [NuGet パッケージの管理] ダイアログで [参照] タブを選択して、sqlite-net-pcl NuGet パッケージを検索します。

    警告

    類似した名前を持つ NuGet パッケージが多数あります。 正しいパッケージには、次の属性があります。

    パッケージ名に関係なく、この NuGet パッケージは .NET Standard プロジェクトで使用できます。

    [NuGet パッケージの管理] ダイアログで sqlite-net-pcl パッケージを選択し、 [パッケージの追加] ボタンをクリックしてソリューションに追加します。

    Select sqlite-net-pcl

    このパッケージは、データベース操作をアプリケーションに組み込むために使用されます。

  4. [プロジェクトの選択] ダイアログで、すべてのチェック ボックスがオンになっていることを確認して、 [OK] ボタンをクリックします。

    Add Package to All Projects

    これにより、ソリューション内のすべてのプロジェクトに NuGet パッケージが追加されます。

  5. Solution Pad[Notes] プロジェクトで、 [Models] フォルダーにある [Note.cs] を開き、既存のコードを次のコードに置き換えます。

    using System;
    using SQLite;
    
    namespace Notes.Models
    {
        public class Note
        {
            [PrimaryKey, AutoIncrement]
            public int ID { get; set; }
            public string Text { get; set; }
            public DateTime Date { get; set; }
        }
    }
    

    このクラスでは、アプリケーションでの各メモに関するデータを格納する Note モデルが定義されています。 SQLite.NET データベース内の各 Note インスタンスが SQLite.NET によって付与される一意の ID を確実に持つようにするため、ID プロパティが PrimaryKeyAutoIncrement の属性によってマークされます。

    [ファイル] > [保存] を選択して (または ⌘ + S キーを押して)、Note.cs への変更を保存します。

    警告

    以降の手順で修正されるエラーのため、アプリケーションは現在はビルドされません。

  6. Solution Pad で、 [Data] という名前の新しいフォルダーを [Notes] プロジェクトに追加します。

  7. Solution Pad[Note] プロジェクトで、 [Data] フォルダーに [NoteDatabase] という名前の新しいクラスを追加します。

  8. [NoteDatabase.cs] で、既存のコードを次のコードに置き換えます。

    using System.Collections.Generic;
    using System.Threading.Tasks;
    using SQLite;
    using Notes.Models;
    
    namespace Notes.Data
    {
        public class NoteDatabase
        {
            readonly SQLiteAsyncConnection database;
    
            public NoteDatabase(string dbPath)
            {
                database = new SQLiteAsyncConnection(dbPath);
                database.CreateTableAsync<Note>().Wait();
            }
    
            public Task<List<Note>> GetNotesAsync()
            {
                //Get all notes.
                return database.Table<Note>().ToListAsync();
            }
    
            public Task<Note> GetNoteAsync(int id)
            {
                // Get a specific note.
                return database.Table<Note>()
                                .Where(i => i.ID == id)
                                .FirstOrDefaultAsync();
            }
    
            public Task<int> SaveNoteAsync(Note note)
            {
                if (note.ID != 0)
                {
                    // Update an existing note.
                    return database.UpdateAsync(note);
                }
                else
                {
                    // Save a new note.
                    return database.InsertAsync(note);
                }
            }
    
            public Task<int> DeleteNoteAsync(Note note)
            {
                // Delete a note.
                return database.DeleteAsync(note);
            }
        }
    }
    

    このクラスには、データベースを作成し、それに対してデータの読み込み、データの書き込み、データの削除を行うためのコードが含まれます。 このコードでは、データベース操作をバックグラウンドのスレッドに移動する非同期 SQLite.Net API が使用されています。 さらに、NoteDatabase コンストラクターがデータベース ファイルのパスを引数として受け取ります。 このパスは次の手順で App クラスによって提供されます。

    [ファイル] > [保存] を選択して (または ⌘ + S キーを押して)、NoteDatabase.cs への変更を保存します。

    警告

    以降の手順で修正されるエラーのため、アプリケーションは現在はビルドされません。

  9. Solution Pad で、Notes プロジェクトの App.xaml を展開し、App.xaml.cs をダブルクリックして開きます。 次に、既存のコードを次のコードに置き換えます。

    using System;
    using System.IO;
    using Notes.Data;
    using Xamarin.Forms;
    
    namespace Notes
    {
        public partial class App : Application
        {
            static NoteDatabase database;
    
            // Create the database connection as a singleton.
            public static NoteDatabase Database
            {
                get
                {
                    if (database == null)
                    {
                        database = new NoteDatabase(Path.Combine(Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder.LocalApplicationData), "Notes.db3"));
                    }
                    return database;
                }
            }
    
            public App()
            {
                InitializeComponent();
                MainPage = new AppShell();
            }
    
            protected override void OnStart()
            {
            }
    
            protected override void OnSleep()
            {
            }
    
            protected override void OnResume()
            {
            }
        }
    }
    

    このコードでは Database プロパティが定義されています。これによって、新しい NoteDatabase インスタンスがシングルトンとして作成され、データベースのファイル名が NoteDatabase コンストラクターに引数として渡されます。 データベースをシングルトンとして公開することの利点は、アプリケーションが実行されている間、開いたままになる単一のデータベース接続が作成されることです。そのため、データベース操作が実行されるときにデータベース ファイルを毎回開いて閉じる労力を避けることができます。

    [ファイル] > [保存] を選択して (または ⌘ + S キーを押して)、App.xaml.cs への変更を保存します。

    警告

    以降の手順で修正されるエラーのため、アプリケーションは現在はビルドされません。

  10. Solution PadNotes プロジェクトで、 [Views] フォルダーの NotesPage.xaml を展開し、NotesPage.xaml.cs を開きます。 次に、OnAppearingOnSelectionChanged のメソッドを次のコードに置き換えます。

    protected override async void OnAppearing()
    {
        base.OnAppearing();
    
        // Retrieve all the notes from the database, and set them as the
        // data source for the CollectionView.
        collectionView.ItemsSource = await App.Database.GetNotesAsync();
    }
    
    async void OnSelectionChanged(object sender, SelectionChangedEventArgs e)
    {
        if (e.CurrentSelection != null)
        {
            // Navigate to the NoteEntryPage, passing the ID as a query parameter.
            Note note = (Note)e.CurrentSelection.FirstOrDefault();
            await Shell.Current.GoToAsync($"{nameof(NoteEntryPage)}?{nameof(NoteEntryPage.ItemId)}={note.ID.ToString()}");
        }
    }    
    

    OnAppearing メソッドによって、データベースに格納されているメモが、CollectionView に設定されます。 OnSelectionChanged メソッドによって、NoteEntryPage への移動が行われ、選択されている Note オブジェクトの ID プロパティがクエリ パラメーターとして渡されます。

    [ファイル] > [保存] を選択して (または ⌘ + S キーを押して)、NotesPage.xaml.cs への変更を保存します。

    警告

    以降の手順で修正されるエラーのため、アプリケーションは現在はビルドされません。

  11. Solution Pad で、 [Views] フォルダーの NoteEntryPage.xaml を展開し、NoteEntryPage.xaml.cs を開きます。 次に、LoadNoteOnSaveButtonClickedOnDeleteButtonClicked メソッドを次のコードに置き換えます。

    async void LoadNote(string itemId)
    {
        try
        {
            int id = Convert.ToInt32(itemId);
            // Retrieve the note and set it as the BindingContext of the page.
            Note note = await App.Database.GetNoteAsync(id);
            BindingContext = note;
        }
        catch (Exception)
        {
            Console.WriteLine("Failed to load note.");
        }
    }
    
    async void OnSaveButtonClicked(object sender, EventArgs e)
    {
        var note = (Note)BindingContext;
        note.Date = DateTime.UtcNow;
        if (!string.IsNullOrWhiteSpace(note.Text))
        {
            await App.Database.SaveNoteAsync(note);
        }
    
        // Navigate backwards
        await Shell.Current.GoToAsync("..");
    }
    
    async void OnDeleteButtonClicked(object sender, EventArgs e)
    {
        var note = (Note)BindingContext;
        await App.Database.DeleteNoteAsync(note);
    
        // Navigate backwards
        await Shell.Current.GoToAsync("..");
    }
    

    NoteEntryPage によって、LoadNote メソッドを使用して、ID がクエリ パラメーターとしてページに渡されたメモがデータベースから取得され、ページの BindingContextNote オブジェクトとして格納されます。 OnSaveButtonClicked イベント ハンドラーが実行されると、Note インスタンスがデータベースに保存され、アプリケーションは前のページに戻ります。 OnDeleteButtonClicked イベント ハンドラーが実行されると、Note インスタンスがデータベースから削除され、アプリケーションは前のページに戻ります。

    [ファイル]、[保存] の順に選択して (または ⌘ + S キーを押して)、NoteEntryPage.xaml.cs への変更を保存します。

  12. 各プラットフォームでプロジェクトをビルドして実行します。 詳細については、「クイックスタートのビルド」を参照してください。

    NotesPage[追加] ボタンを押して NoteEntryPage に移動し、メモを入力します。 メモを保存すると、アプリケーションは NotesPage に戻ります。

    さまざまな長さの複数のメモを入力して、アプリケーションの動作を観察します。 アプリケーションを閉じて再起動し、入力したメモがデータベースに保存されていることを確認します。

次のステップ

このクイックスタートでは、次の方法について学習しました。

  • データを SQLite.NET データベースにローカルに格納する。

XAML スタイルを使用してアプリケーションのスタイルを設定するには、次のクイックスタートに進みます。