IT技術者と NPOの接点

こんにちは、マイクロソフト松井です。

昨日、企業、NPO支援団体、IT技術者コミュニティ支援団体の連携による、NPO の IT活用を支援していこうという協議会が設立され、設立メンバーの一社でもあるマイクロソフトのセミナールームにて設立発表会が行われました。 「NPO・IT推進協議会」としてアナウンスされ、すでに情報発信の核となる NPOplus というポータル (www.npoplus.jp) がたちあがったとのことです。

IT技術者コミュニティ支援団体としては、開発者コミュニティ支援団体のINETA と IT プロコミュニティ支援団体の Culminis がこの協議会に参加しています。
Culminis は日本では今年8月に活動を開始し、メンバーコミュニティ募集も始めたばかりですが、世界的な組織としては既に同様の活動を開始しているとのこと。 

もともと Culminis は、 IT技術者コミュニティがその活動を通じて地域貢献を行い、IT技術者の社会的認知と地位の向上を目指そう、というゴールを掲げていると聞いていましたので、今回の協議会の目標と完全に同調できるものだと思います。

Culminis には、今回の協議会への参加を通じて、日本の ITプロコミュニティとNPOの接点になるだけでなく、これまで彼らが持っている他国での事例紹介などを通じて、協議会への貢献を期待したいと思っています。

マイクロソフトとしても、Microsoft Community Ring の掲げる、
「コミュニティ参加者をはじめコミュニティ支援団体との連携や共同作業、NPO 団体との連携を通じて、コミュニティの ”輪” を広げ、スキルアップやキャリアアップ、社会貢献といった多様な目的が実現されるコミュニティ文化の形成に貢献していきます。」
という目標にむけた新たな一歩となることを期待しています。