一太郎からの移行案件を VSTO によるWord のカスタマイズで実現

とあるお客様が一太郎から MS-Word への移行を検討しているということでお話を伺いました。

移行の条件としては、既存の文書管理システムの絡みで承認者が Word を起動した場合に「変更履歴モード」がオンでかつ「コメント/書式のみ吹き出しに表示」がオンになる方法を求められていました。

実現にはこれらの機能をオンにするロジックをVSTO のWord アドインのスタートアップに登録することで実現可能です。

また、VBA のアドインでもできますし、Active Directory のグループポリシーでも実現可能です。

 

ただ、配布の面や AD の有無を考えるとこのような機能を制御するものについては VSTO のアドインがよいかもしれません。

 

VSTO のアドインだとドキュメントに依存しないので、ClickOnce にも完全対応できますので。

で、以下のコード(あまり、技術者よりのコードではないので、面白くないかもしれませんが。)をご紹介し案件は進んでいます。

    Private Sub ThisAddIn_Startup(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Me.Startup

        With Globals.ThisAddIn.Application.ActiveDocument

            .TrackRevisions = True

            .ShowRevisions = True

        End With

    End Sub

簡単なコードですが、実際にこのような既定値の変更や機能制限などのニーズはあるのかと思います。

VSTO を利用することでアプリケーションの機能の管理もできるということをご理解いただければと思います。

Document.TrackRevisions プロパティ (2007 System)

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/microsoft.office.tools.word.document.trackrevisions.aspx