Hyper-V 環境における SQL Server 2008 のベストプラクティスとパフォーマンスの推奨事項

マイクロソフトの星川です。

仮想化技術は現在の ITトレンドの中で非常に注目度が高く、その適用範囲もデスクトップ、サーバー、ネットワーク、ストレージと非常に幅広いです。様々なシナリオのひとつであるサーバー統合を例にとっても、管理コストの削減だけでなく、電力および冷房にかかるコスト削減につながります。また、開発・テストのシナリオは我々のような開発チームに効率化をもたらしてくれます。特に、最近は弊社から Windows Server 2008 Hyper-V をリリースし、SQL Server とHyper-Vを組み合わせた場合、実際のパフォーマンスはどうですか、という質問を受けるようになってきました。この疑問に対応するお勧めの技術ドキュメントが先日 US CAT Best Practice Testing チームから公開されたので紹介させていただきます。我々のチームと日頃から関係の深い部署になります。Appendixを含まなければ約30ページのボリュームで、現在ドキュメントの日本語翻訳を関係部署と進めております。今回は、参考までにイントロ部分の日本語翻訳を記述させていただきました。

Title: Hyper-V 環境における SQL Server 2008 のベストプラクティスとパフォーマンスの推奨事項

Published: 2008年10月

Writers: Lindsey Allen, Mike Ruthruff, Prem Mehra

Reviewers: Cindy Gross, Burzin Patel, Denny Lee, Michael Thomassy, Sanjay Mishra, Savitha Padmanabhan, Tony Voellm, Bob Ward

Download: Running SQL Server 2008 in a Hyper-V Environment - Best Practices and Performance Recommendations

ハイパーバイザー テクノロジをベースにする Windows Server 2008 オペレーション システム (以下、OS) の仮想化機能である Hyper-V はハードウェアと OS との間のソフトウェアの薄いレイヤーであり、ホスト コンピュータ上にて複数のOSを変更なしに同時に実行することが可能です。Hyper-Vは強力な仮想化テクノロジで、企業の IT 部門が使用頻度の低いサーバーを統合することで TOC の削減、サービスの品質を維持、向上させることが可能です。Hyper-V はその他の目的、例としてハードウェアが手元にないが、開発・テスト環境が必要な場合などにも有効です。一般的に現状のワークロードを統合し、将来のワークロード増加を考慮した正しいハードウェアのサイジングは困難です。仮想化が含まれる場合はさらに複雑になります。本ドキュメントの目的は Hyper-V 環境における Microsoft® SQL Server® を実行する以下2つのキーポイントにフォーカスし、それらの解決を手助けすることです:

· Hyper-V 環境にてSQL Serverを実行した場合のシステム・リソースのオーバーヘッドはどの程度か

· Hyper-VがどのようにSQL Server 2008をスケールさせるか

本ホワイトペーパーには Hyper-V環境にてSQL Server を使用する代表的なシナリオを実行した一連のテスト設定、結果、見解、推奨事項が含まれます。私たちのテスト結果では Hyper-V環境における SQL Server 2008は安定したパフォーマンスとスケーラビリティを提供することが確認できました。Windows Server 2008 の Hyper-VはSQL Server 2008の適切なワークロードにとって強力なプラットフォームを提供します。よって、Hyper-V環境において運用環境でのワークロードをゲスト仮想マシンの許容範囲にて実行することは実用的と言えます。

SQL Server 2008 技術情報 (SQL Server ベスト プラクティス)

http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/bible/default.mspx

SQL Server 2008におけるハードウェア要件とソフトウェア要件 (仮想化の項目参照)

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ms143506.aspx

Windows Server 2008 Hyper-V

http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/technologies/hyperv.mspx

 

 

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