ソフトウェア開発にパラダイムシフトは必要か?過去から現在まで辿ってみるテスト

図1

いきなり、イメージ図からこんにちは。この図は、私の最近の講演資料で示しているものです。90年代、2000年代、2010年代とビジネスとソフトウェアの関係性を見ていきつつ、ソフトウェア開発ビジネス、ソフトウェア開発の運営がこの20年間で、変わらないといけないこと、変わらなくてよいことを整理するきっかけとしていただきたく、描きました。

元ネタは、ITmedia オルタナティブブログの方に書いた こちら になります。

見ていただくとおり、当たり前のことを、極論で、描いています。ただ、こういったことを実直に、真摯に見つめる機会はそう多くはないのではないかと思います。

さて、さて、では、ソフトウェア開発のやり方(ビジネス面と運営面)は、変わったでしょうか?変わらないといけないことはないでしょうか?変わらなくてもよいことはないでしょうか?

それをぜひ、皆さんの現場、現場で、議論するきっかけになれば幸いです。

上の図だけではなんですので、もう少し文字があるものも載せておきます:
図2

ソフトウェア開発のビジネス面と運営面のキーワードを並べると以下のような感じです:
図3

このあたりをこのように整理してみると、欧米ではアジャイル開発がメインストリームになっていること、ALM が注目されていること、それは、クラウド、マルチデバイスと密接に関係していることがわかると思います。

それに伴い、チームの指向/志向も、ロールやキャリアモデルも、意識も変わってくるかもしれません。変わらなくていいものもあるはずです。

答えをここで出す気はありませんし、答えは現場にしかないが持論です。なにかのきっかけになっていればいいかなと思います。

P.S.
ALM 1.0、ALM 2.0 と表現していますが、ALM はその概念自体進化しています。そこも時代と共に見ていくと必然だったりしますが、そのお話しはまた今度。この1.0、2.0 という表現は、私の尺度と感覚で分けています。一般的な分け方ではありませんのでご注意ください。

ながさわ