[Windows Phone 7 UIガイドを読み解く] 第5回 ~アプリケーションバー メニュー~

[Windows Phone 7 UIガイドを読み解く ] 第5回 ~アプリケーションバー メニュー~

この連載は、「UI Design and Interaction Guide for Windows Phone 7」というドキュメントを元にしたWindows Phone 7のUIデザインについての説明しているものです。

[Application bar menu] (36ページ - 37ページ )
アプリケーションバー メニューとは、アプリケーションバーから特定の機能を呼び出すためのオプションとして用意されているメニューです。

アプリケーションバーのドットが書かれている部分をタップするか、アプリケーションバーを上方向にフリックする (指でシュッと上方向にはじく) と、アプリケーションバーが移動してその下にアプリケーションバーメニューが表示されます。
アプリケーションバー メニューの表示をやめて元の状態にするには、メニューの外かドットの部分をタップするか、戻るボタンを押すか、メニューやアプリケーションバーのアイコンをクリックします。
これらのアクションをユーザーが行うまで、アプリケーションバーメニューは表示されたままになっています。

アプリケーションバーメニューに表示できるメニューの数は、最大5つまでです。

[サンプルでのサポート]
UIガイドには書かれていませんが、Windows Phone Developer Toolsという、WP7の開発環境の中にアプリケーションバー関連のサンプルも含まれています。
入手方法は下記ブログの記事をご参照ください。
https://blogs.msdn.com/b/ttanaka/archive/2010/10/12/windows-phone-7.aspx

この記事で使用している以下の画面は、アプリケーションバーのサンプルです。

[注意事項]
この記事は、UI Design and Interaction Guide for Windows Phone 7 Version 2.0を元に書いています。個人的な意見や見解も含んでいます。
記事中のページは、印刷後のページ(左上または右上に表示されている数字)です。
画像は、断りのない限りオリジナルのドキュメントから引用しています。
英語の得意な方は、オリジナルのドキュメントもご参照ください。

[オリジナルのドキュメント]
オリジナルのドキュメントは、下記Webサイトよりダウンロードできます。
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/ff637515(VS.92).aspx
このページの最初のほうにある、「UI Design and Interaction.....」というリンクをクリックすると、ダウンロードが始まります。

[Windows Phone 7 UIガイドを読み解く]
第1回 : WP7のデザイン哲学~
第2回 : ~スタート画面~
第3回 : ~ステータスバー~
第4回 : ~アプリケーションバー~
第5回 : ~アプリケーションバー メニュー~

マイクロソフト
田中達彦