テキスト データと画像データの一括コピー

text 型、ntext 型、および image 型の大きな値は、bcp_moretext 関数を使用して一括コピーします。text 型、ntext 型、または image 型の列を対象にして bcp_bind をコーディングします。このとき、pData ポインタに NULL を設定して、データが bcp_moretext により取得されることを示します。一括コピーされる各行の各 text 列、ntext 列、または image 列に渡されるデータの正確な長さを指定することが重要です。列のデータ長が bcp_bind に指定した列の長さと異なる場合は、bcp_collen を使用して適切な値に長さを設定します。bcp_sendrow は、text 型、ntext 型、および image 型以外のすべてのデータを送信します。その後、bcp_moretext を呼び出して text 型、 ntext 型、または image 型のデータを別途送信します。一括コピー関数は、bcp_moretext で送られたデータの長さの合計と、最新の bcp_collen または bcp_bind で指定された長さが一致すると、現在の text 列、ntext 列、または image 列のすべてのデータが送信されたと見なします。

bcp_moretext には、列を識別するパラメータがありません。1 行中に複数の text 列、ntext 列、または image 列がある場合、bcp_moretext は序数が最も小さいものから大きいものへと順番に text 列、ntext 列、または image 列を処理します。 bcp_moretext は、送信されたデータの長さの合計が、最新の bcp_collen または bcp_bind に指定された現在の列の長さと同じになると、次の列へ移動します。