接続されているデバイス経由の操作

断続的に接続されるデバイスと知覚機能を備えたエッジ デバイスを介してイノベーションを促進することができます。 数百万台のこのようなデバイスを調整し、無限のデータを取得して処理し、増え続けるマルチセンス、マルチデバイスのエクスペリエンスを活用します。 ネットワークのエッジにあるデバイス向けに、Azure では、イマーシブで効果的なビジネス ソリューションを構築するためのフレームワークを提供しています。 Azure を AI テクノロジと組み合わせることで実現されるユビキタスなコンピューティングにより、思い描くことができるあらゆる種類のインテリジェントなアプリケーションやシステムを構築できます。

ユビキタス コンピューティングとは、デバイスとプロセッサを結び付けて、それらを常に使用できるようにする情報処理のことです。これにより、コンピューティングと処理は、接続されているデバイスと知覚機能を備えたエッジ デバイスとにより、いつでもどこでも必要に応じて使用できるようになります。 ユビキタス コンピューティングの例には、情報を別のシステムに送信してシームレスにタスクを完了するシステムがあります。たとえば、スマート ウォッチのように、携帯電話への着信を通知し、ウォッチを介して通話を完了できるようなシステムや、サーモスタットやスマート スピーカーのように学習して調節するシステムです。

Azure のお客様は、接続されたシステムとデバイスから成る、拡大を続けるセットを採用しています。これは、データの収集と分析を (ユーザー寄りの位置、データ寄りの位置、またはその両方で) 行うものであり、これには完全なデバイス管理が伴っています。 ユーザーには、応答性に優れたコンテキスト対応のアプリケーションによって、リアルタイムの分析情報とエクスペリエンスが提供されます。 ワークロードの一部をエッジに移動することで、これらの接続デバイスはクラウドにメッセージを送信する時間を短縮し、空間イベントにより迅速に反応できるようになります。

数十億台規模の IoT デバイスとの双方向通信を実行するソリューションを設計します。 既定の device-to-cloud 利用統計情報を使用して、デバイスの状態を把握し、構成のみで他の Azure サービスへのメッセージ ルートを定義できます。 cloud-to-device メッセージを利用することにより、接続されたデバイスにコマンドや通知を信頼性の高い方法で送信できます。また、受信確認メッセージを使用してメッセージの配信を追跡できます。 また、断続的な接続に対応するため、必要に応じてデバイス メッセージを自動で再送信します。

次のような機能が用意されています。

  • セキュリティが強化された通信チャネルで IoT デバイスとの間でデータを送受信する。
  • ビルトイン デバイス管理とプロビジョニングで大規模に IoT およびエッジ デバイスに接続して管理する。
  • Event Grid との完全な統合とサーバーレス コンピューティングによって、IoT アプリケーション開発を簡略化する。
  • Azure IoT Edge との互換性を活かして、ハイブリッド IoT アプリケーションを構築する。

アクション

IoT Hub インスタンスを作成するには:

  1. IoT Hub に移動します。
  2. [Create IoT hub](IoT ハブの作成) を選択します。

Azure IoT Hub Device Provisioning Service は、ゼロタッチでの Just-In-Time プロビジョニングを可能にする、Azure IoT Hub のヘルパー サービスです。

アクション

Azure IoT Hub Device Provisioning Service を作成するには:

  1. [デバイス プロビジョニング サービス] に移動します。
  2. [追加] を選択します。