プライバシー

Azure Communication Services と Microsoft Teams の間の相互運用性により、アプリケーションとユーザーは、Teams の通話、会議、チャットに参加できます。 アプリケーションの開発者は、Teams の呼び出しまたは会議で記録または文字起こしが有効になったら、そのことをユーザーに通知する責任があります。

記録または文字起こしが開始され、この事実をアプリケーションのユーザー インターフェイスを通じてリアルタイムでユーザーに通知する必要があることは、Azure Communication Services API によって開発者に示されます。 この義務に従わないことが原因で生じたすべてのコストと損害について、開発者は Microsoft に補償する必要があります。

チャットの保存

Teams 会議中に Teams ユーザーまたは Communication Services ユーザーによって送信されたすべてのチャット メッセージは、会議をホストしている Microsoft 365 組織に関連付けられている地理的リージョンに保存されます。 詳細については、「Microsoft Teams のデータの場所」の記事を確認してください。 Azure Communication Services SDK を介して会議に参加した Teams 外部ユーザーごとに、最後に送信されたメッセージのコピーが、Communication Services アプリケーションの開発に使われた Communication Services リソースに関連付けられている地理的リージョンに保存されています。 「利用可能なリージョンとデータの保存場所」の記事を確認してください。

Azure Communication Services では、Teams のデータ保持ポリシーに従って、最近送信されたメッセージのすべてのコピーを削除します。 保持ポリシーが定義されていない場合、Azure Communication Services では 30 日を経過した後にデータを削除します。 Teams のアイテム保持ポリシーの詳細については、「Microsoft Teams の保持の詳細」の記事を確認してください。

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