マッピング データ フローでのピボット解除変換

適用対象: Azure Data Factory Azure Synapse Analytics

ヒント

企業向けのオールインワン分析ソリューション、Microsoft Fabric の Data Factory をお試しください。 Microsoft Fabric は、データ移動からデータ サイエンス、リアルタイム分析、ビジネス インテリジェンス、レポートまで、あらゆるものをカバーしています。 無料で新しい試用版を開始する方法について説明します。

データ フローは、Azure Data Factory および Azure Synapse Pipelines の両方で使用できます。 この記事は、マッピング データ フローに適用されます。 変換を初めて使用する場合は、概要の記事「マッピング データ フローを使用してデータを変換する」を参照してください。

マッピング データ フローで、正規化されていないデータセットをより正規化されたバージョンに変換するための方法としてピボット解除を使用して、単一のレコード内の複数の列の値を、単一の列内に同じ値を持つ複数のレコードに展開します。

Screenshot shows Unpivot selected from the menu.

グループ化解除

Screenshot shows the Unpivot Settings with the Ungroup by tab selected.

まず、ピボット解除集計用にグループ化解除する列を設定します。 列の一覧の横にある [+] 記号を使用して、グループ化を解除する 1 つまたは複数の列を設定します。

ピボット解除キー

Screenshot shows the Unpivot Settings with the Unpivot key tab selected.

ピボット解除キーは、サービスによって列から行にピボットされる列です。 既定では、データセット内のこのフィールドの一意の値が行にピボットされます。 ただし、必要に応じて、データセットから行の値にピボットする値を入力できます。

ピボット解除列

Screenshot shows the Unpivot Settings with the Data Preview tab selected.

最後に、行に変換されるピボット解除された列の値を格納する列名を選択します。

(省略可能) Null 値を持つ行は削除することができます。

たとえば、SumCost は、上記の例で選択された列名です。

Image showing the PO, Vendor, and Fruit columns before and after a unipivot transformation using the Fruit column as the unipivot key.

[Column Arrangement]\(列の配置\) を [Normal]\(標準\) に設定すると、1 つの値からピボット解除された新しいすべての列がグループ化されます。 列の配置を [Lateral]\(横\) に設定すると、既存の列から生成された、ピボット解除された新しい列がグループ化されます。

Screenshot shows the result of the transformation.

ピポット解除された最終的なデータの結果セットには、別個の行の値にピボット解除された列の合計が表示されます。

ピボット解除変換を使用して、行を列にピボットします。