[リソース] プロパティ ページ

ネイティブの Windows デスクトップ プログラムの場合、ビルドではリソース コンパイラ (rc.exe) を呼び出してイメージ、文字列テーブル、.res ファイルをバイナリに追加します。 このプロパティ ページに公開されているプロパティは、C++ コンパイラやリンカーではなく、リソース コンパイラに渡されます。 ここに記載されているプロパティの詳細と、それらのプロパティが RC のコマンドライン オプションにマップされる方法の詳細については、「RC の使用 (RC コマンド ライン)」を参照してください。 [リソース] プロパティ ページにアクセスする方法については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。 プログラムを使用してこれらのプロパティにアクセスする方法については、「VCResourceCompilerTool」を参照してください。

C++ や CLI アプリケーションの .NET リソースのプロパティは、[マネージド リソース] プロパティ ページに公開されています。

プリプロセッサの定義

リソース コンパイラに対して 1 つ以上の定義を指定します。 (/d[マクロ])

指定したプリプロセッサ定義の無効化

シンボルの定義を解除します。 (/u)

カルチャ

日本語、英語 (米国) などの、リソースで使用されているカルチャをリストします。 (/l [数値])

追加のインクルード ディレクトリ

インクルード パスに追加するディレクトリを指定します。複数指定する場合は、セミコロンで区切ってください。 (/I[パス])

標準インクルード パスの無視

INCLUDE 環境変数で指定されたディレクトリのインクルード ファイルがリソース コンパイラで検索されないようにします。 (/X)

進行状況の表示

進行状況を出力ウィンドウに表示します。 (/v)

著作権情報の非表示

著作権情報と情報メッセージを表示しません (/nologo)

Resource File Name (リソース ファイル名)

リソース ファイル名を指定します (/fo[ファイル])

Null 終了文字列

ストリング テーブル内のすべての文字列に null を追加します。 (/n)

関連項目

C++ プロジェクトのプロパティ ページのリファレンス