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ContainerProperties.DefaultTimeToLive プロパティ

定義

Azure Cosmos サービスからコンテナー内の項目の既定の有効期間を秒単位で取得します。

public int? DefaultTimeToLive { get; set; }
member this.DefaultTimeToLive : Nullable<int> with get, set
Public Property DefaultTimeToLive As Nullable(Of Integer)

プロパティ値

これは省略可能なプロパティです。 有効な値は、0 以外の正の期間または nullのいずれかである必要があります。 既定では、DefaultTimeToLive は null に設定されています。これは、コンテナーの有効期間がオフになっていることを意味します。 測定単位は秒です。 許容される最大値は2147483647。

次の例では、コンテナーの有効期間を無効にします。

container.DefaultTimeToLive = null;

次の例では、コンテナーでの有効期間を有効にします。 既定では、すべてのアイテムの有効期限は切れません。

container.DefaultTimeToLive = TimeSpan.FromDays(2);

次の例では、コンテナーでの有効期間を有効にします。 既定では、アイテムは最後の書き込み時刻から 1,000 秒後に期限切れになります。

container.DefaultTimeToLive = TimeSpan.FromSeconds(1000);

注釈

DefaultTimeToLiveは、コンテナー内のすべての項目に既定の有効期間ポリシーとして適用されます。 個々のアイテムは、その時間をライブに設定することで、既定の有効期間ポリシーをオーバーライドできます。

DefaultTimeToLivenullの場合、コンテナーの有効期間はオフになります。 これは、すべてのアイテムが期限切れになることはないことを意味します。 個々のアイテムの有効期間は無視されます。

DefaultTimeToLiveが '-1' の場合、コンテナーの有効期間が有効になります。 既定では、すべてのアイテムの有効期限は切れません。 個々のアイテムには、その時間をライブに設定することで、特定の有効期間の値を指定できます。 アイテムの有効期間が優先され、期限切れのアイテムはバックグラウンドで削除されます。

DefaultTimeToLiveが 0 以外の正の整数の場合、コンテナーの有効期間が有効になります。 また、既定の有効期間 (秒単位) がすべてのアイテムに適用されます。 アイテムは、最後の書き込み時刻から指定した DefaultTimeToLive 値 (秒単位) の後に期限切れになります。

適用対象