IDataServiceHost インターフェイス

定義

WCF Data Services とそのホスティング環境間のインタラクションを指定するインターフェイスです。

public interface class IDataServiceHost
public interface IDataServiceHost
type IDataServiceHost = interface
Public Interface IDataServiceHost
派生

注釈

Windows Communication Foundation (WCF) などのWCF Data Servicesをホストする各コンポーネントは、このインターフェイスを実装する必要があります。 IDataServiceHostは、WCF Data Servicesとそのホスティング環境の間のコントラクトです。 この抽象化により、WCF Data Servicesランタイムは特定のホスティング環境に依存しません。 インターフェイスは、受信 HTTP 要求へのアクセスをWCF Data Servicesに提供します。 このインターフェイスを実装する新しいオブジェクトが HTTP 要求のたびにインスタンス化され、HTTP 要求のプロパティを検査したり HTTP 応答を構成したりする際に使用されます。

プロパティ

AbsoluteRequestUri

クライアントによって送信された URI を表す絶対 URI を取得します。

AbsoluteServiceUri

データ サービスのルート URI を表す絶対 URI を取得します。

RequestAccept

要求の Accept ヘッダーで指定されたトランスポート プロトコル。

RequestAcceptCharSet

HTTP ヘッダーの値を表す文字列を Accept-Charset 取得します。

RequestContentType

コンテンツ タイプ ヘッダーによって指定されたトランスポート プロトコルを取得します。

RequestHttpMethod

GET、PUT、POST、DELETE のいずれかの要求メソッドを取得します。

RequestIfMatch

現在の要求の If-Match ヘッダーの値を取得します。

RequestIfNoneMatch

現在の要求の If-None-Match ヘッダーの値を取得します。

RequestMaxVersion

要求のクライアントが処理できる最大バージョンを示す値を取得します。

RequestStream

HTTP 要求本文を含んでいるストリームを取得します。

RequestVersion

クライアントによって送信された要求のバージョンを示す値を取得します (null の場合もあります)。

ResponseCacheControl

キャッシュ制御情報を表す文字列値を取得します。

ResponseContentType

応答のトランスポート プロトコルを取得します。

ResponseETag

応答に含まれているデータの状態を表す eTag 値を取得します。

ResponseLocation

サービスの場所を取得または設定します。

ResponseStatusCode

クエリの結果を示す応答コードを取得または設定します。

ResponseStream

HTTP 応答本文の書き込み先となる応答ストリームを取得します。

ResponseVersion

ホストで使用されているバージョンを応答から取得します。

メソッド

GetQueryStringItem(String)

メソッドのパラメーターに格納されている ID キーによって識別されたデータ項目を取得します。

ProcessException(HandleExceptionArgs)

パラメーターの情報を使用して、データ サービスの例外を args 処理します。

適用対象