SamlAssertion クラス

定義

セキュリティ アサーション マークアップ言語 1.1 (SAML 1.1) のアサーションを表します。

public ref class SamlAssertion
public class SamlAssertion
type SamlAssertion = class
Public Class SamlAssertion
継承
SamlAssertion

注釈

SamlAssertion クラスは、OASIS SAML 1.1 仕様で定義されている <saml:Assertion> XML 要素に対応します。

SamlSecurityToken セキュリティ トークンのクレームは、SamlAssertion に格納されます。 SamlAssertion には、拡張性のある一連のクレームがあります。これは、SAML ステートメントと呼ばれ、Statements プロパティで表されます。 SAML アサーションを発行した SAML 証明機関は、Issuer プロパティで指定されます。

コンストラクター

SamlAssertion()

SamlAssertion クラスの新しいインスタンスを初期化します。

SamlAssertion(String, String, DateTime, SamlConditions, SamlAdvice, IEnumerable<SamlStatement>)

指定した SAML アサーション識別子、アサーションの発行者、アサーションの発行日時、一連の処理条件、追加情報、および SAML ステートメントのコレクションを使用して、SamlAssertion クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

Advice

SAML 証明機関によって供給され、SAML アサーションの処理を支援できる SamlSecurityToken に関連する追加情報を取得または設定します。

AssertionId

このアサーションの識別子を取得または設定します。

CanWriteSourceData

このアサーションが XML ソースから逆シリアル化されており、XML データをそのまま変更しないで再出力できるかどうかを示す値を取得します。

Conditions

SAML アサーションの有効性の評価時に考慮できる一連の条件を取得または設定します。

IsReadOnly

このインスタンスのプロパティが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。

IssueInstant

SAML アサーションが発行された日時を取得または設定します。

Issuer

この SAML アサーションを発行した SAML 証明機関の名前を取得または設定します。

MajorVersion

この SAML アサーションが準拠する SAML 仕様のメジャー バージョンを取得します。

MinorVersion

この SAML アサーションが準拠する SAML 仕様のマイナー バージョンを取得します。

SigningCredentials

SAML アサーションにデジタル署名するために使用されるセキュリティ資格情報を取得または設定します。

SigningToken

デジタル署名された SAML アサーションに格納されているか、またはそのアサーションから参照されているセキュリティ トークンを取得します。

Statements

SAML アサーションに関連する SAML ステートメントのセットを取得します。

メソッド

Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
MakeReadOnly()

このインスタンスを読み取り専用にします。

MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
ReadSignature(XmlDictionaryReader, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver, SamlSerializer)

SAML アサーションのデジタル署名を XML リーダーから読み取ります。

ReadXml(XmlDictionaryReader, SamlSerializer, SecurityTokenSerializer, SecurityTokenResolver)

指定した XML リーダーから SAML アサーションを読み取ります。

ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)
WriteSourceData(XmlWriter)

可能であればソース データを書き込みます。

WriteXml(XmlDictionaryWriter, SamlSerializer, SecurityTokenSerializer)

SAML アサーションを指定した XML に <saml:Assertion> 要素として書き込みます。

適用対象