SecurityStateEncoder クラス

定義

セキュリティ状態をエンコードするために実装できる抽象クラスです。

public ref class SecurityStateEncoder abstract
public abstract class SecurityStateEncoder
type SecurityStateEncoder = class
Public MustInherit Class SecurityStateEncoder
継承
SecurityStateEncoder
派生

注釈

このクラスは、ステートフルなセキュリティ コンテキスト トークンを使用するメッセージ セキュリティがバインディングで使用される場合に、セキュリティ コンテキスト トークンの内容をエンコードおよびデコードするために使用されます。 ステートフル セキュリティ コンテキスト トークンの詳細については、「 方法: セキュリティ で保護されたセッションのセキュリティ コンテキスト トークンを作成する 」トピックを参照してください。

Microsoftの バージョンSecurityStateEncoderは ですDataProtectionSecurityStateEncoder。 Microsoftの Windows Data Protection (DPAPI) テクノロジを使用して、Cookie の暗号化と暗号化解除を行います。 このクラスを実装することにより、クッキーの暗号化および複号化を行う別の機構をプラグインできます。

セキュリティ状態のエンコードでは、セキュリティ状態がサービス用に署名および暗号化されるようにする必要があります。

このクラスは、サーバーが、クライアントに対して発行された SecurityContextToken 内のクッキーとしてセキュリティ状態を送信するときに使用します。

このクラスの実装の例として、サービスの証明書を使用してセキュリティ状態の署名と暗号化を行う X509CertificateSecurityStateEncoder があります。

コンストラクター

SecurityStateEncoder()

SecurityStateEncoder クラスの新しいインスタンスを初期化します。

メソッド

DecodeSecurityState(Byte[])

セキュリティ状態をデコードします。

EncodeSecurityState(Byte[])

セキュリティ状態をエンコードします。

Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)

適用対象