Exchange Server: キュー ビューアー

キュー ビューアーは、Exchange Server 2016 および Exchange Server 2019 のメールボックス サーバーとエッジ トランスポート サーバーにインストールされている Exchange ツールボックスの一部です。 キュー ビューアーは Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインであり、キュー内のキューとメッセージに関する情報を表示したり、アクションを実行したりするために使用できます。 キュー ビューアーは、メール フローの問題のトラブルシューティングとスパムの特定に役立ちます。

キュー ビューアーは、Exchange ツールボックスの [メール フロー ツール ] セクションにあります。

Exchange ツールボックス を見つけて開くには、次の手順のいずれかを使用します。

  • Windows 10: [Start all Apps>Microsoft Exchange Server <Version>>Exchange Toolbox] をクリックします。>

  • Windows Server 2012 R2 か Windows 8.1: [スタート] 画面で、左下隅の近くの下矢印をクリックするか、画面の中央から上にスワイプして、[アプリ] ビューを開きます。 Exchange ツールボックス のショートカットは、Microsoft Exchange Server <バージョンという名前のグループにあります>

  • Windows Server 2012: 次のいずれかの方法を使用します。

    • [スタート] 画面で、空の領域をクリックして、「Exchange Toolbox」と入力します。

    • デスクトップまたは [スタート] 画面で、Windows キー + Q キーを押します。[検索] チャームに「Exchange Toolbox」と入力します。

    • デスクトップまたは [スタート] 画面で、右上隅にカーソルを移動するか、または画面の右端から左にスワイプして、チャームを表示します。 [検索] チャームをクリックして、「Exchange Toolbox」と入力します。

    ショートカットが結果に表示されたら、そのショートカットを選択してください。

キューとキュー内のメッセージの詳細については、「キューとキュー 内のメッセージ」を参照してください。

キュー ビューアープロシージャを含むトピック

次の表のトピックには、キュー ビューアーを使用する手順が含まれています。

トピック 説明
キュー ビューアーでサーバーに接続する 既定では、キュー ビューアーは、ユーザーがキュー ビューアーを開いたサーバー上のキュー データベースを開きます。 ただし、別のサーバーに接続することはできます。
キュー ビューアー オプションの設定 キューとメッセージの更新間隔、および各ページに表示される項目の数を構成できます。
キューに入れられたメッセージのプロパティをキュー ビューアーで表示する キュー ビューアーを使用してメッセージを表示する方法と、メッセージのプロパティについて説明します。
キュー ビューアーからリストをエクスポートする アクション ウィンドウの [リストのエクスポート] リンクを使用して、トラブルシューティングと診断のためにキューの一覧またはメッセージの一覧をエクスポートできます。
キューのプロパティ キューのプロパティについて説明し、キュー ビューと Exchange 管理シェルで使用できるプロパティを示します。
キュー内のメッセージのプロパティ メッセージのプロパティについて説明し、キュー ビューと Exchange 管理シェルで使用できるプロパティを示します。
キューの手順 キューを表示、再試行、再送信、中断、再開する方法について説明します。
キュー内のメッセージのプロシージャ キュー内のメッセージを削除、中断、再開、リダイレクトする方法について説明します。