termsAndConditions の作成

[アーティクル]
02/11/2024

名前空間: microsoft.graph

大事な： /beta バージョンの Microsoft Graph API は変更される可能性があります。運用環境での使用はサポートされていません。

注:Intune 用 Microsoft Graph API には、テナントの有効な Intune ライセンスが必要です。

新しい termsAndConditions オブジェクトを作成します。

この API は、次の国内クラウド展開で使用できます。

グローバルサービス	米国政府機関 L4	米国政府機関 L5 (DOD)	21Vianet が運営する中国
✅	✅	✅	✅

アクセス許可

この API を呼び出すには、次のいずれかのアクセス許可が必要です。アクセス許可の選択方法などの詳細については、「アクセス許可」を参照してください。

アクセス許可の種類	アクセス許可 (特権の小さいものから大きいものへ)
委任 (職場または学校のアカウント)	DeviceManagementServiceConfig.ReadWrite.All
委任 (個人用 Microsoft アカウント)	サポートされていません。
アプリケーション	DeviceManagementServiceConfig.ReadWrite.All

HTTP 要求

POST /deviceManagement/termsAndConditions

要求ヘッダー

ヘッダー	値
Authorization	ベアラー {token}。必須です。認証と承認の詳細については、こちらをご覧ください。
承諾	application/json

要求本文

要求本文において、termsAndConditions オブジェクトの JSON 表記を指定します。

次の表に、termsAndConditions の作成時に必要なプロパティを示します。

プロパティ	型	説明
id	String	T&C ポリシーの一意識別子。
createdDateTime	DateTimeOffset	オブジェクトが作成された DateTime。
modifiedDateTime	DateTimeOffset	オブジェクトの最終更新の DateTime。
lastModifiedDateTime	DateTimeOffset	オブジェクトの最終更新の DateTime。
displayName	String	T&C ポリシー用に管理者が提供した名前。
description	String	管理者が提供した T&C ポリシーの説明。
title	String	管理者が提供した契約条件のタイトル。ユーザーが T&C ポリシーを承諾する際のプロンプトに表示されます。
bodyText	String	管理者が提供する契約条件の本文で、通常は条件そのものです。ユーザーが T&C ポリシーを承諾する際のプロンプトに表示されます。
acceptanceStatement	String	使用条件に関する、管理者指定の説明内容です。通常は、T&C ポリシーに定められた使用条件を受け入れることの意味を記載します。ユーザーが T&C ポリシーを承諾する際のプロンプトに表示されます。
version	Int32	条件の現行バージョンを示す整数。管理者が条件を変更し、修正された T&C ポリシーをユーザーが再承諾するように求める場合に増分されます。
roleScopeTagIds	String collection	このエンティティインスタンスのスコープタグの一覧。

応答

成功した場合、このメソッドは 201 Created 応答コードと、応答本文で termsAndConditions オブジェクトを返します。

例

要求

以下は、要求の例です。

POST https://graph.microsoft.com/beta/deviceManagement/termsAndConditions
Content-type: application/json
Content-length: 335

{
  "@odata.type": "#microsoft.graph.termsAndConditions",
  "displayName": "Display Name value",
  "description": "Description value",
  "title": "Title value",
  "bodyText": "Body Text value",
  "acceptanceStatement": "Acceptance Statement value",
  "version": 7,
  "roleScopeTagIds": [
    "Role Scope Tag Ids value"
  ]
}

応答

以下は、応答の例です。注: 簡潔にするために、ここに示す応答オブジェクトは切り詰められている場合があります。実際の呼び出しではすべてのプロパティが返されます。

HTTP/1.1 201 Created
Content-Type: application/json
Content-Length: 567

{
  "@odata.type": "#microsoft.graph.termsAndConditions",
  "id": "eefc80cf-80cf-eefc-cf80-fceecf80fcee",
  "createdDateTime": "2017-01-01T00:02:43.5775965-08:00",
  "modifiedDateTime": "2017-01-01T00:00:22.8983556-08:00",
  "lastModifiedDateTime": "2017-01-01T00:00:35.1329464-08:00",
  "displayName": "Display Name value",
  "description": "Description value",
  "title": "Title value",
  "bodyText": "Body Text value",
  "acceptanceStatement": "Acceptance Statement value",
  "version": 7,
  "roleScopeTagIds": [
    "Role Scope Tag Ids value"
  ]
}