エンタープライズ モードとは

適用対象:

  • Windows 10
  • Windows 8.1
  • Windows 7
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1)

エンタープライズ モード (Windows 8.1 Update デバイスと Windows 7 デバイスの Internet Explorer 11 で実行される互換モード) により、変更されたブラウザー構成を使用して Web サイトをレンダリングすることができます。このブラウザー構成は、Windows Internet Explorer 7 や Windows Internet Explorer 8 をエミュレートして、以前のバージョンの Internet Explorer で記述されテストされた Web アプリに関連する一般的な互換性の問題を回避できるように設計されています。

一般的に、Web アプリで新しいブラウザーを採用するにはテストとアップグレードが必要になるため、Web アプリの互換性を確保するにはアップグレード時に大きなコストがかかるものと認識されています。 エンタープライズ モードで実現される互換性の向上により、IE の最新バージョンへ安心してアップグレードすることができます。 特に IE11 では、最新の Web 標準に加えて、パフォーマンス、セキュリティ、および信頼性の向上による利点を得ることができます。

エンタープライズ モードの機能

エンタープライズ モードには、次の新機能が備わっています。

  • Web アプリと Web サイトの互換性向上: エンタープライズ モードではエミュレーションが強化されているため、IE11 ではレガシ Web アプリに変更を加えずに実行することができます。この結果、従来のドキュメント モードで現在はサポートされていない多くのサイト パターンがサポートされます。

  • Web サイト一覧のツール ベースの管理: Enterprise Mode Site List Manager を使うと、Web サイト ドメインとドメイン パスを追加し、エンタープライズ モードを使ってサイトをレンダリングするかどうかを指定できます。

    使用しているオペレーティング システムとスキーマに基づいて、Enterprise Mode Site List Manager (スキーマ v.2) または Enterprise Mode Site List Manager (スキーマ v.1) をダウンロードしてください。

  • 一元的な制御: Web サイト上またはローカルに保存された XML ファイルを通じて、エンタープライズ モードを使って解釈する Web サイトと Web アプリを指定できます。 ドメインと、それらのドメイン内のパスを別の方法で処理できるため、細かく制御できます。 グループ ポリシーを使うと、ユーザーは [ツール] メニューからエンタープライズ モードの有効/無効を切り替えて、エンタープライズ ブラウザー プロファイルを F12 開発者ツールの [エミュレーション] タブに表示するかどうかを選ぶことができます。

    重要
    一元的に下されたすべての決定は、ローカルで下された決定より優先されます。

  • 統合された参照: エンタープライズ モードが設定されている場合、ユーザーは通常どおり Web を参照できますが、ブラウザーはモードを自動的に変更してエンタープライズ モードのサイトに対応します。

  • データの収集: ローカルのオーバーライド データを収集して、指定されたサーバーに戻すようにエンタープライズ モードを構成できます。 これにより、収集した結果を一元的なサイト一覧に追加することで、主要なユーザーからの "クラウド ソース" 互換性テストが可能になります。