DataFactory のカスタマイズ
適用先: Access 2013、Office 2013
リモート データ サービス (RDS) には、3 階層のクライアント/サーバー システムでデータ アクセスを簡単に行う手段があります。 クライアントのデータ コントロールで、リモート データ ソース上でクエリを実行するための接続文字列とコマンド文字列のパラメーターを指定するか、または、更新を実行するための接続文字列と Recordset オブジェクトのパラメーターを指定します。
パラメーターは、リモート データ ソースでデータ アクセス操作を実行するサーバー プログラムに渡されます。 RDS には、RDSServer.DataFactory オブジェクトという既定のサーバー プログラムがあります。 この RDSServer.DataFactory は、クエリで作成された Recordset オブジェクトをクライアントに返します。
ただし、 RDSServer.DataFactory が実行できるのは、クエリと更新に制限されています。 接続文字列またはコマンド文字列の検証または処理は、実行できません。
ADO では、 DataFactory が ハンドラーと呼ばれる別の種類のサーバー プログラムと組み合わせて動作することを指定できます。 The handler can modify client connection and command strings before they are used to access the data source. In addition, the handler can enforce access rights, which govern the ability of the client to read and write data to the data source.
ハンドラーがクライアントのパラメーターとアクセス権の変更に使用するパラメーターは、カスタマイズ ファイルの各セクションに指定します。
DataFactory オブジェクトのカスタマイズの詳細については、次のトピックを参照してください。