View.XML プロパティ (Outlook)

  • [アーティクル]

取得または現在のビューの XML 定義を指定する 文字列 値を設定します。 値の取得と設定が可能です。

構文

式。Xml

式View オブジェクトを表す変数。

注釈

XML 定義は、ビュー自体のさまざまなプロパティに対応する一連のタグおよびキーワードを使用して、ビューの種類を記述します。 ビューを作成すると、XML 定義が構文解析され、新しいビューの設定がレンダリングされます。

ビューの作成時に XML の構造を確認するには、Outlook ユーザー インターフェイスを使用してビューを作成し、そのビューの XML プロパティを取得します。

ユーザー設定のフィールドをプログラムにより追加するには、 ViewFields オブジェクトの Add メソッドを使用します。 ビューを動的に変更する場合は、 View オブジェクトの XML プロパティを設定する方法よりも、この方法をお勧めします。

例

次の Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) の例は、 Views コレクションのインスタンスを作成し、"Table View" という名前のビューの XML 定義を表示します。 その名前のビューが存在しない場合は、新しく作成します。

Sub DisplayViewDef() 
 
 'Displays the XML definition of a View object 
 
 Dim objName As Outlook.NameSpace 
 
 Dim objViews As Outlook.Views 
 
 Dim objView As Outlook.View 
 
 
 
 Set objName = Application.GetNamespace("MAPI") 
 
 Set objViews = objName.GetDefaultFolder(olFolderInbox).Views 
 
 'Return a view called Table View if it already exists, else create one 
 
 Set objView = objViews.Item("Table View") 
 
 If objView Is Nothing Then 
 
 Set objView = objViews.Add("Table View", olTableView, olViewSaveOptionAllFoldersOfType) 
 
 End If 
 
 MsgBox objView.XML 
 
End Sub

次の XML ソース コードに表示される変更されたプロパティを次に示します。 XML ソースは、プロパティ定義に加えて、ビューを構成するすべてのオブジェクトも定義します。 次の例では、上記のビューに表示される列の XML 定義を表示します。

<heading>Flag Status</heading>     <prop>http://schemas.microsoft.com/mapi/proptag/0x10900003</prop>     <type>i4</type>     <bitmap>1</bitmap>     <style>padding-left:3px;text-align:center;padding-left:3px</style> </column> <column>     <format>boolicon</format>     <heading>Attachment</heading>     <prop>urn:schemas:httpmail:hasattachment</prop>     <type>boolean</type>     <bitmap>1</bitmap>     <style>padding-left:3px;text-align:center;padding-left:3px</style>     <displayformat>3</displayformat> </column>

関連項目

ビュー オブジェクト

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