Application.OnDataChangeDelay プロパティ (Visio)

コンテナーが表示している Visio 図面が変更されて再表示が必要になったことをコンテナー アプリケーションに通知するまでに、Microsoft Visio インスタンスが待機する時間を取得または設定します。 値の取得と設定が可能です。

構文

OnDataChangeDelay

Application オブジェクトを返す式。

戻り値

Long

注釈

OnDataChangeDelay プロパティは、OLE コンテナー図面内で実行されている Visio のインスタンスにのみ影響します。

  • OnDataChangeDelay プロパティの値を 0 に設定すると、開いている Visio 図面でデータが変更されるたびに、すぐにコンテナーに通知が送られます。

  • OnDataChangeDelay プロパティの値を -1 に設定すると、レジストリの OLEUpdateDelay エントリ内で指定されている間隔が使用されます。 レジストリにこの設定が含まれていない場合は、値 10,000 (ミリ秒) が既定として使用されます。

  • OnDataChangeDelay プロパティを 0、-1 以外の値に設定した場合、通知間隔は OnDataChangeDelay の値に設定され、レジストリの設定より優先します。 OnDataChangeDelay プロパティが設定されていない場合、または 1 に設定されていて OLEUpdateDelay の設定が 0 の場合、コンテナーに通知は送信されません。

注:

Visio Drawing Control で管理されている Visio の図面に含まれた図形を追加または移動するときに、パフォーマンスが低下する場合は、修正プログラムをインストールした後、OnDataChangeDelay プロパティを使用すると、この問題を改善できます。

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