Selection.Trim メソッド (Visio)

選択した図形をトリムして小さい図形を作成します。

構文

式。 Trim

式Selection オブジェクトを表す変数。

戻り値

なし

解説

Trim メソッドを呼び出すことは、Microsoft Visio ユーザー インターフェイスで [トリム] をクリックするのと同じになります。このユーザー インターフェイスを表示するには、[開発] タブの [図形のデザイン] で [合成操作] をクリックします。

新しい図形は、最初に選択した図形の書式設定を継承し、テキストを含まず、コンテナー内の最上位の図形 (_n_th図形、_n_th - 1 図形、_n_th - 2 図形など) です。n = count。 合成操作が完了すると、元の図形は削除され、どの図形も選択されていない状態になります。

Trim メソッドと Fragment メソッドは類似していますが、次の点が異なります。

• Trim メソッドによって作成された図形は、選択した図形の独自のパスと一致し、重なりが考慮されます。

• Fragment メソッドによって作成された図形は、選択した図形の独自の領域と一致し、重なりもまた考慮されます。

例

次の Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) マクロは、Trim メソッドを使用して、選択した図形を交差に沿ってトリムして小さい図形を作成する方法を示します。

Public Sub Trim_Example() 
 
 Dim vsoShape1 As Visio.Shape 
 Dim vsoShape2 As Visio.Shape 
 Dim shapeCount As Integer 
 
 'Draw two shapes that intersect 
 Set vsoShape1 = ActivePage.DrawRectangle(1, 4, 4, 1) 
 Set vsoShape2 = ActivePage.DrawOval(2, 6, 3, 2) 
 
 'Deselect the oval and then select both of the new shapes on the page 
 ActiveWindow.DeselectAll 
 ActiveWindow.SelectAll 
 
 'Create a selection object and assign the selected shapes to it 
 Dim vsoSelection As Visio.Selection 
 Set vsoSelection = ActiveWindow.Selection 
 
 'Trim the selected shapes 
 vsoSelection.Trim 
 
 'Move one of the newly created shapes 
 ActiveWindow.DeselectAll 
 shapeCount = ActivePage.Shapes.Count 
 
 Set vsoShape1 = ActivePage.Shapes(shapeCount - 2) 
 ActiveWindow.Select vsoShape1, visSelect 
 ActiveWindow.Selection.Move 2, 2 
 
End Sub

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