Shape.DistanceFrom プロパティ (Visio)
2 つの図形間の最小距離を返します。 両方の図形が同じページ上、または同じマスター シェイプ内にある必要があります。 読み取り専用です。
構文
expression. DistanceFrom
( _OtherShape_
, _Flags_
)
式: Shape オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
OtherShape | 必須 | [IVSHAPE] | 比較の対象となるもう一方の Shape オブジェクトです。 |
Flags | 必須 | Integer | 結果として返されるエントリの種類を制御するフラグです。 |
戻り値
倍精度浮動小数点数
注釈
DistanceFrom プロパティは次の値を返します。
比較対象となる図形が別のマスター シェイプ内またはページ上にある場合は、0 を返し、例外が発生します。
比較されている図形が重なっている場合は、0 を返します。
片方の図形がもう片方の図形を含む、または片方の図形がもう片方の図形に含まれる場合は 0 を返します。
引数 Flags には、次の表で定義された定数を組み合わせて指定できます。 これらの定数は、Microsoft Visio タイプ ライブラリの VisSpatialRelationFlags でも定義されています。
定数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
visSpatialIncludeDataGraphics | &H40 | データ グラフィックの引き出し図形とそのサブ図形を含めます。 既定では、データ グラフィックの引き出し図形とそのサブ図形は含まれません。 親図形自体がデータ グラフィックの引き出し図形である場合、フラグを設定しなくても、親図形の座標と引き出し以外の図形の間で検索が実行されます。 |
visSpatialIncludeHidden | &H10 | 非表示の [Geometry] セクションを考慮します。 既定では、非表示の Geometry セクションは結果に影響しません。 |
visSpatialIgnoreVisible | &H20 | 表示されている [Geometry] セクションを考慮しません。 既定では、表示されている [Geometry] セクションは結果に影響を与えません。 |
[Geometry] セクションが表示されているか、非表示かを判断するには、[NoShow] セルを使用します。 [NoShow] セルの値は、[Geometry] セクションが非表示の場合は True、表示されている場合は False になります。
親図形または OtherShape に座標がない場合、または Flags がどちらの図形の座標も考慮しない場合には、DistanceFrom プロパティは無限の値として解釈される数値 (1E+30) を返します。
DistanceFrom プロパティは、2 つの図形を比較するときに、図形の線、影、線の端点、コントロール ポイント、および接続ポイントの幅を考慮しません。
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