ハンドルでウィンドウを識別する
- [アーティクル]
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フロー開発では、同じタイトルとクラスの複数のウィンドウを使用するフローを作成するのが一般的です。
Power Automate は、ユーザーがハンドルを使用して同一のウィンドウを区別できるようにします。 ハンドルは、各ウィンドウを一意に識別する番号です。
ウィンドウのハンドルを取得するには、アプリケーションの実行アクションを使用してアプリケーションを起動し、アプリケーション起動後ドロップダウン メニューをアプリケーションの読み込みを待機に設定します。 ハンドルは既定で WindowHandle という名前の変数に格納されます。
![[アプリケーションの実行] アクションの WindowHandle 変数のスクリーンショット。](media/identify-window-handle/run-application-action-handle.png)
または、ウィンドウにある UI 要素の詳細を取得アクションを使用して、すでに開いているウィンドウからハンドルを取得できます。
ウィンドウ内のランダムな要素からの parentwindowhandle 属性の取得を選択します。 取得された属性は、既定で AttributeValue という名前の変数に格納されます。
![[ウィンドウ内の UI 要素の詳細を取得する] アクションの AttributeValue 変数のスクリーンショット。](media/identify-window-handle/get-details-ui-element-action.png)
注意
ウィンドウにある UI 要素の詳細を取得アクションには、ウィンドウ内で選択した要素を指定する UI 要素が必要です。 UI 要素の詳細については、UI 要素を使用して自動化する を参照してください。
ハンドルを使用すると、UI オートメーション グループの次のウィンドウ アクションでウィンドウを操作できます。