複数のソースからのデータのインポート (すべてのレコードの種類)

データのインポートは多くの場合、Customer Engagement アプリ (Dynamics 365 Sales、Dynamics 365 Customer Service、Dynamics 365 Field Service、Dynamics 365 Marketing、および Dynamics 365 Project Service Automation) のインストール後に実行する必要がある重要な最初の作業です。 さまざまなシステムおよびデータ ソースから、ほとんどのビジネスおよびカスタム テーブルの標準列とカスタマイズ列にデータをインポートすることができます。 メモや添付ファイルなどの関連データを含めることができます。 データ整合性を保証するため、重複レコードのインポートを防ぐ重複データ検出を有効にできます。 詳細は、重複データの検出をご参照ください。 より複雑なデータ インポート シナリオでは、データ インポート Web サービスを使用してコードを記述できます。 詳細は、データのインポートをご参照ください。

これらの設定は Microsoft Power Platform 管理センターで行います。環境> [環境を選択] >設定>データ管理>データ インポート ウィザード の順に移動します。

データをインポートする前の予備手順には以下が含まれます。

  1. コンマ区切り値 (.csv)、XML スプレッドシート 2003 (.xml)、圧縮 (.zip) またはテキスト ファイルのいずれかの形式のソース データ ファイルの準備。 データを 1 つのソース ファイルまたは複数のソース ファイルからインポートできます。 ソース ファイル内のデータは、テーブルの種類が 1 つでも複数でもかまいません。

  2. ソース ファイルに含まれるマッピング データをレコード フィールドにデータ マップする準備。 ソース ファイルのすべての列を適切なフィールドにマップする必要があります。 マップされていないデータはインポートされません。 詳細情報: データ マップの選択

データをインポートするための複数の方法があります。

Note

インポートのデータ量を20,000行またはそれ以下に制限することを推奨します。

  1. 多量のデータをインポートするには、最も効率的なプログラム的な方法を推奨します。 プログラム的にデータをインポートする場合、データをインポートする他の方法を使用するときは利用できない追加機能を利用できます。 これらの拡張機能には、保存済みリソース データの表示、エラー ログへのアクセス、および連結、分割、置換などの複雑な変換マッピングを含むデータ マップの作成が含まれます。 Iデータのインポートを参照してください。

  2. 小さなインポート ジョブでは、Web アプリケーションに含まれているデータ インポート ウィザード ツールを使用できます。

    Note

    データ インポート ウィザードでは、.zip ファイルの最大ファイル サイズは 32 MB です。他のファイル形式の場合は、8 MB です。

    データ インポート ウィザードでは、"自動マッピング" オプションを指定できます。 ウィザードは以下の場合に、レコードの種類とフィールドがある、すべてのファイルおよび列見出しを自動的にマップします。

    • ファイル名が、レコードの種類の表示名と正確に一致している。
    • インポートするファイルの列見出しが、該当するレコードのフィールドの表示名と正確に一致している
  3. 個々のレコードでデータを追加する最も迅速な方法は、ナビゲーション バーから簡易作成を使用、またはテーブル フォームから新規を使用することです。

関連項目

重複データの検出