Install-SPService

サービスをファームにインストールして準備します。

構文

Install-SPService
       [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
       [-Provision]
       [<CommonParameters>]

説明

Install-SPService コマンドレットでは、サービスをファームにインストールし、必要に応じて準備します。 このコマンドレットは、ローカル サーバー コンピューターのレジストリで指定されたすべてのサービス、サービス インスタンス、およびサービス プロキシをインストールします。 SharePoint ファームのインストールおよび展開、または開発したカスタム サービスのインストールのために構築したスクリプトで、このコマンドレットを使用します。

Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。

------------------ 例 ------------------

Install-SPService

この例では、ローカル サーバー コンピューターのレジストリで指定されたすべてのサービス、サービス インスタンス、およびサービス プロキシをインストールします。

パラメーター

-AssignmentCollection

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

Type:SPAssignmentCollection
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019

-Provision

スタンドアロン サービス アプリケーションをインストールするときに、既定の設定を指定します。

Type:SwitchParameter
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019