方法 : TableAdapter を作成する

  • [アーティクル]

 

公開日: 2016年4月

TableAdapter を使用すると、アプリケーションとデータベース間で通信できます。 具体的には、TableAdapter はデータベースに接続し、クエリまたはストアド プロシージャを実行し、返されたデータが格納された新しいデータ テーブルを返すか、返されたデータを既存の DataTable に格納します。 TableAdapter は、更新されたデータをアプリケーションからデータベースに送り返す場合にも使用します。

次のいずれかの操作を実行して、TableAdapter を作成できます。

TableAdapter については、「TableAdapter の概要」を参照してください。

注意

次の手順で参照している Visual Studio ユーザー インターフェイス要素の一部は、お使いのコンピューターでは名前や場所が異なる場合があります。 これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。 詳細については、「IDE をカスタマイズする」をご覧ください。

TableAdapter 構成ウィザードを使用した TableAdapter の作成

TableAdapter 構成ウィザードは、ウィザードに指定した情報に基づいて 1 つの TableAdapter を作成します。

TableAdapter 構成ウィザードで TableAdapter を作成するには

  1. データセット デザイナーでデータセットを開きます。 詳細については、「方法 : データセット デザイナーでデータセットを開く」を参照してください。

  2. [ツールボックス] の [データセット] タブから、[TableAdapter] をデザイン サーフェイスにドラッグします。

    TableAdapter 構成ウィザードが開きます。

  3. ウィザードが完了すると、データ テーブルと TableAdapter がデータセットに追加されます。 詳細については、「TableAdapter 構成ウィザード」を参照してください。

データ ソース構成ウィザードを使用した TableAdapter の作成

データ ソース構成ウィザードは、ウィザードを実行している間に選択したそれぞれのデータベース オブジェクトについて TableAdapter を作成します。 データ ソース構成ウィザードが完了した後でデータセット デザイナーでデータセットを開くと、作成された TableAdapter を表示できます。 詳細については、「方法 : データセット デザイナーでデータセットを開く」を参照してください。

データ ソース構成ウィザードで TableAdapter を作成するには

  1. ウィンドウの [新しいデータ ソースの追加] を選択します。 [データ] メニューの [データ ソースの表示] をクリックして [データ ソース] ウィンドウを開きます。

    データ ソース構成ウィザードが開きます。

  2. ウィザードが完了したら、データ ソースの種類として [データベース] または [Web サービス] のいずれかを選択します。 詳細については、「方法 : データベース内のデータに接続する」または「方法: サービスのデータに接続する」を参照してください。

サーバー エクスプローラー データベース オブジェクトからの TableAdapter の作成

それぞれのデータベース オブジェクトをデータセット デザイナーにドラッグすると、1 つの TableAdapter が作成されます。

サーバー エクスプローラー データベース オブジェクトから TableAdapter を作成するには

  1. データセット デザイナーでデータセットを開きます。 詳細については、「方法 : データセット デザイナーでデータセットを開く」を参照してください。

  2. サーバー エクスプローラーのデータ接続からデータセット デザイナーの領域にデータベース オブジェクトをドラッグします。

    そのデータセットに、データ テーブルと TableAdapter が追加されます。

参照

方法 : TableAdapter を使用してデータを更新する
Visual Studio でのデータへの Windows フォーム コントロールのバインド
アプリケーションでデータを受け取る準備
アプリケーションへのデータのフェッチ
Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド
アプリケーションでのデータ編集
データの検証
データの保存
データに関するチュートリアル