データ記憶域
AppFabric はデータベースに永続化と監視の情報を保存します。セットアップ中に既定の構成オプションを選択すると、2 つの SQL Server データ ストア、ApplicationServerMonitoring と ApplicationServerPersistence が作成され、それぞれ監視の情報と永続化の情報を保存するために使用されます。ただし、構成ツール、または AppFabric に付属する PowerShell コマンドレットを使用することで、必要に応じて、スケールアウトまたはデータ分離のために追加のデータ ストアを構成できます。
データベース ログイン アカウント
SQL Server を使用する場合、AppFabric により Windows のグループが作成され、それらは SQL Server のデータベース ロールにマッピングされます。正しい Windows のグループのメンバーであるユーザーのみがデータにアクセスできるように、これらのロールは、データ ストア内に保存されるデータへのアクセスを制御するために使用されます。次の表に、既定の Windows のグループと、対応する SQL Server のデータベース ロールを示します。
グループ | 説明 | SQL のデータベース ロール |
---|---|---|
AS_Administrators |
AppFabric を管理できるすべてのアカウントが含まれます。 |
監視のロール:
永続化のロール:
|
AS_Observers |
AppFabric のイベントを監視できるすべてのアカウントが含まれます。 |
監視のロール:
永続化のロール:
|
IIS_IUSRS ヒント このグループは既定の Windows グループで、AppFabric によっては作成されません。 |
IIS によりアプリケーション プール ID として使用できるすべてのサービス アカウントが含まれます。 |
永続化のロール:
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関連項目
概念
2011-12-05