基本的なキャッシュ メソッド (Windows Server AppFabric キャッシュ)

Windows Server AppFabric は、アプリケーション コード内のキャッシュを扱う DataCache オブジェクトを提供します。次の表は、基本的なキャッシュ操作に使用される DataCache メソッドの一部を説明しています。これら一部のメソッドの使用方法については、「基本的なキャッシュ メソッドを使用する (Windows Server AppFabric キャッシュ)」を参照してください。

メソッド 説明

Add

新しいオブジェクトをキャッシュに追加します。キャッシュ内に既にアイテムが存在している場合、Add は例外をスローします。

Put

新しいオブジェクトをキャッシュに追加します。オブジェクトがキャッシュ内に既に存在する場合は置き換えます。

Get

キャッシュからオブジェクトを返します。

Remove

キャッシュからオブジェクトを削除します。

CreateRegion

キャッシュ上に名前付き領域を作成します。領域に追加されるオブジェクトは、単一のキャッシュ ホスト上に物理的に配置されることが保証されます。

ClearRegion

名前付き領域をクリアし、キャッシュされたすべてのオブジェクトをその領域から削除します。

RemoveRegion

名前付き領域を削除します。領域内にキャッシュされたすべてのオブジェクトも、領域と一緒に削除されます。

ResetObjectTimeout

キャッシュ内のオブジェクトの期限がいつ切れるかを決めるタイムアウト値をリセットします。詳細については、「有効期限と削除 (Windows Server AppFabric キャッシュ)」を参照してください。

関連項目

概念

クラスの概要 (Windows Server AppFabric キャッシュ)
タグベースのメソッド (Windows Server AppFabric キャッシュ)
同時実行メソッド (Windows Server AppFabric キャッシュ)
構成メソッド (Windows Server AppFabric キャッシュ)
基本的なキャッシュ メソッドを使用する (Windows Server AppFabric キャッシュ)
Windows Server AppFabric のキャッシュの概念

  2011-12-05