永続化されたインスタンスの表示および制御

.NET Framework 4 には、永続化されたワークフロー サービス インスタンスを表示および制御するツールがありません。AppFabric には、これを補填するために、永続化されたワークフロー サービス インスタンスを表示および制御するツール (ユーザー インターフェイスとスクリプト用コマンドレットの両方) が提供されています。IIS マネージャーのダッシュボード ページに、選択した期間内に開始され、現在、アクティブ、アイドル、および中断状態である永続化ワークフロー サービス インスタンスの数が表示されます。また、IIS マネージャーには、サービスの名前、サービスが実行されているコンピューター、ワークフロー サービスが含まれているサイトの名前、ワークフロー サービスへの仮想パスなどの詳細と共に、永続化されたワークフロー サービス インスタンスの一覧 (既定では最大 50) が表示されます。

ワークフロー サービス インスタンスの状態に応じて、インスタンスを中断する、中断されているインスタンスを再開する、インスタンスをキャンセルし、インスタンスを終了するなどのコントロール操作を実行できます。このようにインスタンスを制御できるのは、永続化機能を有効にすると、AppFabric によって sqlWorfklowInstanceStore 要素に workflowInstanceControl 要素が自動的に追加されるからです。

永続化されたワークフロー サービス インスタンスの表示および制御方法の詳細については、「サービス インスタンスの制御」を参照してください。

  2012-03-05