ファイルの多重チェックアウト

Visual SourceSafe では、特に指定しない限り、同一ファイルを一度にチェックアウトできるユーザーは 1 人だけです。ただし、Visual SourceSafe 管理者が許可すると、複数ユーザーによる同一ファイルのチェックアウトが可能になります。

多重チェックアウトが許可されたプロジェクトでは、ファイルをチェックアウトしたすべてのユーザーが常に記録され、各ユーザーがファイルをチェックインするたびに、変更内容が比較されます。ほとんどの場合、各ユーザーは同じファイルの異なる部分を変更するので、変更点は問題なくマージされ、マスター コピーに取り込まれます。ただし、ファイルの同じ部分が 2 人のユーザーによって変更され、変更内容が互いに異なる場合には、後からチェックインを試みたユーザーに対し、コンフリクトの解決を求めるメッセージが表示されます。この場合には、チェックインは実行されません。このメッセージが表示されたユーザーは、作業フォルダローカル コピーを編集し、コンフリクトを解決する必要があります。

参照

パフォーマンスの最適化 | 排他チェックアウト | ファイルのマージ | ビジュアル マージによるマージ コンフリクトの解決 | ビジュアル マージを使用しないマージ コンフリクトの解決 | ツールバーのコマンド ボタン | マウスの右ボタン