DXUTCreateWindow
アプリケーションのウィンドウを作成します。
HRESULT
DXUTCreateWindow(
CONST const WCHAR * strWindowTitle,
HINSTANCE hInstance,
HICON hIcon,
HMENU hMenu,
INT x,
INT y
);
パラメータ
- strWindowTitle
ウィンドウのタイトル バーのキャプションです。デフォルト値は L"Direct3D ウィンドウ" です。 - hInstance
アプリケーションのインスタンスへのハンドルです。現在のモジュールのハンドルを取得する場合は、NULL を指定します。デフォルト値は NULL です。 - hIcon
アプリケーションのアイコンへのハンドルです。アプリケーションの実行ファイルに埋め込まれている最初のアイコンを使用する場合は、NULL を指定します。デフォルト値は NULL です。 - hMenu
アプリケーションのメニュー リソースへのハンドルです。メニューを示さない場合は、NULL を指定します。デフォルト値は NULL です。 - x
画面座標としてウィンドウの左上隅に表示される水平座標です。値 CW_USEDEFAULT を使用すると、適切な場所が選択されます。デフォルト値は CW_USEDEFAULT です。 - y
画面座標としてウィンドウの左上隅に表示される垂直座標です。値 CW_USEDEFAULT を使用すると、適切な場所が選択されます。デフォルト値は CW_USEDEFAULT です。
戻り値
成功すると、S_OK を返します。失敗した場合は、DXUTERR のエラー コードのいずれかを返します。
解説
この関数によってアプリケーションのウィンドウが新たに作成されます。あるいは、アプリケーションで、ウィンドウの作成処理を実行し、DXUTSetWindow 関数を使用して目的のウィンドウのハンドルを DXUT に渡すこともできます。デバイス作成メソッドが呼び出される前に DXUTCreateWindow または DXUTSetWindow のいずれも呼び出されなかった場合は、DXUT でデフォルトのパラメーター値を使用して DXUTCreateWindow が呼び出されます。ウィンドウの幅と高さは、デバイス設定を使用して後で設定されます。
パラメーターはすべてオプションです。
x および y がいずれも CW_USEDEFAULT であり、ウィンドウ モードの非プライマリ Direct3D デバイスが作成される場合は、最大限のパフォーマンスを確保するためにウィンドウがアダプターのモニターに自動的に移動します。
要件
ヘッダー: DXUT.h 宣言