XACT オプション

Microsoft Cross-Platform Audio Creation Tool (XACT) には、ユーザーが構成できる設定や、ユーザーの好みに応じて GUI の動作を定義できる設定が多数用意されています。

これらのオプションにアクセスするには、[表示](View) メニューから [オプション...](Options...) を選択します。

プロジェクトのオプション

  • [Wave 試聴ボリューム(dB)](Wave Audition Volume(dB))
    サウンドを試聴する際のボリューム レベルをデシベル単位で設定します。既定の設定は −12 です。

  • [Wave バンク内にフォルダーをドラッグする際に Wave ファイルの先頭に相対パス名を追加](Prepend relative pathname to wave files when dragging a folder into a wavebank)
    ウェーブ ファイルに相対パス名を自動的に追加します。既定の設定は、[オフ](off) です。

  • [プロジェクトのロード時に共有設定をインポートする](Import shared settings on project load)
    選択されている場合、プロジェクト プロパティで指定されたファイルから共有設定が XACT によって自動的に読み込まれます。既定の設定は、[オフ](off) です。

  • [プロジェクトのセーブ時に共有設定をエクスポートする](Export shared settings on project save)
    選択されている場合、プロジェクトのセーブ時に、プロジェクト プロパティで指定されたファイルに共有設定が XACT によって自動的にエクスポートされます。既定の設定は、[オフ](off) です。

    このオプションは、前述の [プロジェクトのロード時に共有設定をインポートする](Import shared settings on project load) オプションが選択されていない場合は、無効になります。

RPC パラメーター タイプを切り替える

選択に応じて、RPC パラメーターを切り替えるときに自動的に RPC 曲線をリセットするかまたは切り替える前に確認を求めるようにします。既定では、確認を求められます。

異なる範囲変数に切り替える

選択に応じて、異なる範囲の変数に切り替えるとき、XACT によって次のいずれかの処理が実行されます。

  • 新しい範囲へ RPC 曲線をスケーリングする。
  • オーバーラップしているポイントを保持する
  • 行う操作を確認する。これがデフォルトです。

RPC に関連付けられている変数の範囲を変更する

選択に応じて、RPC に関連付けられている変数の範囲を変更するときに、確認しながら続行するか、変更する前に確認するようにします。既定では、確認を求められます。

関連項目

XACT, XACT の概要, XACT3 のリファレンス