D3DPMISCCAPS

D3DPMISCCAPS

ドライバ プリミティブのその他の能力フラグ。

#define 説明
D3DPMISCCAPS_MASKZ 0x00000002L デバイスは、ピクセル処理における深度バッファの変更の有効/無効を切り替えることができる。
D3DPMISCCAPS_CULLNONE 0x00000010L ドライバは、三角形カリングを実行しない。これは、D3DCULL 列挙型の D3DCULL_NONE メンバに対応する。
D3DPMISCCAPS_CULLCW 0x00000020L ドライバは、D3DRS_CULLMODE ステートを使って時計回りの三角形カリングをサポートする (三角形のプリミティブの場合のみ)。このフラグは、D3DCULL 列挙型の D3DCULL_CW メンバに対応する。
D3DPMISCCAPS_CULLCCW 0x00000040L ドライバは、D3DRS_CULLMODE ステートを使って反時計回りのカリングをサポートする (三角形のプリミティブの場合のみ)。このフラグは、D3DCULL 列挙型の D3DCULL_CCW メンバに対応する。
D3DPMISCCAPS_COLORWRITEENABLE 0x00000100L デバイスは、D3DRS_COLORWRITEENABLE ステートを使って、レンダリング ターゲットのカラー バッファへのチャンネルごとの書き込みをサポートする。
D3DPMISCCAPS_CLIPPLANESCALEDPOINTS 0x00000200L デバイスは、正確に、1.0 より大きいサイズのスケーリングされたポイントを、ユーザー定義クリップ面にクリップする。
D3DPMISCCAPS_CLIPTLVERTS 0x00000200L デバイスは、トランスフォーム後の頂点プリミティブをクリップする。

パイプラインでクリッピングを行わないようにするには、D3DUSAGE_DONOTCLIP を指定する。

D3DPMISCCAPS_CLIPTLVERTS を設定すると、出力頂点バッファはシステム メモリ (D3DPOOL_SYSTEMMEM) 内に配置される。それ以外の場合、頂点バッファはデフォルトのメモリ プール (D3DPOOL_DEFAULT) 内に配置される。

D3DPMISCCAPS_TSSARGTEMP 0x00000400L デバイスは、テンポラリ レジスタ用の D3DTA をサポートする。
D3DPMISCCAPS_BLENDOP 0x00000800L デバイスは、D3DBLENDOP_ADD 以外のアルファ ブレンディング処理をサポートする。
D3DPMISCCAPS_NULLREFERENCE 0x00000100L レンダリングしないリファレンス デバイス。
D3DPMISCCAPS_INDEPENDENTWRITEMASKS 0x00004000L デバイスは、複数要素のテクスチャまたは複数のレンダリング ターゲットで個別の書き込みマスクの使用をサポートする。
D3DPMISCCAPS_PERSTAGECONSTANT 0x00008000L デバイスは、ステージごとの定数をサポートする。「D3DTEXTURESTAGESTATETYPE」の「D3DTSS_CONSTANT」を参照すること。
D3DPMISCCAPS_FOGANDSPECULARALPHA 0x00010000L デバイスは、個別のフォグおよびスペキュラ アルファをサポートする。多数のデバイスは、フォグ係数の保存にスペキュラ アルファ チャンネルを使う。
D3DPMISCCAPS_SEPARATEALPHABLEND 0x00020000L デバイスは、アルファ チャンネルに対する個別のブレンド設定をサポートする。
D3DPMISCCAPS_MRTINDEPENDENTBITDEPTHS 0x00040000L デバイスは、複数のレンダリング ターゲットに対して異なるビット深度をサポートする。
D3DPMISCCAPS_MRTPOSTPIXELSHADERBLENDING 0x00080000L デバイスは、複数のレンダリング ターゲットに対するピクセル シェーダ後の処理をサポートする。
D3DPMISCCAPS_FOGVERTEXCLAMPED 0x00100000L デバイスは、頂点ごとのフォグ ブレンド係数を制限する。

D3DCAPS9 の PrimitiveMiscCaps メンバでは、これらの定数を使う。

定数情報

ヘッダー d3d9caps.h
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