オーディオ キャプチャ

アプリケーションは Microsoft® DirectShow® を使い、マイクロホン、テープ プレーヤなどのデバイスからサウンド カードの入力を通じて、オーディオ データをキャプチャできる。一般に、次のような状況での使用が考えられる。

  • ビデオ ストリームを後日ダビングする際に、ボイスオーバー ナレーションを録音。
  • 従来のアナログ オーディオ コンテンツをデジタル フォーマットに変換。
  • ネットワークを介した放送で、音声や音楽をキャプチャ。

エンドユーザーがサウンド カードからハード ディスクにオーディオをキャプチャするにはいくつかのオプションがある。多くのサウンド カードには、オーディオ入力からミキシングや録音を行うためのアプリケーションが付属している。Microsoft® Windows® オペレーティング システムには、マイクロホンからの録音を行う単純なユーティリティ アプリケーションとして、サウンド レコーダーがある。Microsoft® Windows Media™ Tools には、Windows Media Encoder スタンドアロン アプリケーションがある。また、Windows Media Encoder は、DirectShow アプリケーションに Microsoft® DirectX® Media Object (DMO) として組み込むこともできる。ここでは、DirectShow を使った独自アプリケーションにオーディオ キャプチャ機能を統合する方法について説明する。

ここでは次の内容について説明する。