IAMDroppedFrames::GetNumDropped
GetNumDropped メソッドは、ストリーミングの開始以降、フィルタがドロップさせた総フレーム数を取得する。
構文
HRESULT GetNumDropped(
long *plDropped
);
パラメータ
plDropped
[out] ドロップされるフレームの数を受け取る変数へのポインタ。
戻り値
HRESULT 値を返す。可能な値は次のとおりである。
戻りコード | 説明 |
S_OK | 成功。 |
E_POINTER | NULL ポインタ引数。 |
注意
フィルタは、停止状態からポーズ状態に移行する際、カウントをゼロにリセットする。
アプリケーションが IAMStreamControl インターフェイスを使ってピンを制御する場合、ドライバは、ピンがオフの間、ドロップされるフレームとドロップされないフレームのカウントを続行する場合がある。正確なカウントを取得するには、ピンをオンにするときにこのメソッドを一度呼び出し、オフにするときに再度呼び出す。その違いが、ドロップされたフレームの総数である。(開始タイムが IAMStreamControl::StartAt への呼び出しより後の場合、アプリケーションは、EC_STREAM_CONTROL_STARTED イベントを待機する必要がある。) この注意点は、アプリケーションが ICaptureGraphBuilder2::ControlStream メソッドを使う場合にも当てはまる。
参照