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IAMDroppedFrames インターフェイス

IAMDroppedFrames インターフェイスは、ドロップされたフレームの数、送信されたフレーム数といった、ビデオ キャプチャ フィルタからのパフォーマンス情報を取得する。アプリケーションでは、このインターフェイスを使って、実行時にキャプチャ パフォーマンスを調べることができる。

IAMDroppedFrames インターフェイスは、IUnknown から継承されるメソッドに加え、以下のメソッドを公開する。

メソッド 説明
GetAverageFrameSize フィルタがキャプチャしたフレームの平均サイズを取得する。
GetDroppedInfo ドロップされたフレーム番号の配列を取得する。
GetNumDropped ストリーミングの開始以降、フィルタがドロップさせた総フレーム数を取得する。
GetNumNotDropped ストリーミングの開始以降、フィルタが配信した総フレーム数を取得する。

注意

このインターフェイスを公開するフィルタの中には、GetDroppedInfo または GetAverageFrameSize メソッドを実装しないものもある。

Windows Driver Model (WDM) デバイスでは、WDM ドライバが PROPSETID_VIDCAP_DROPPEDFRAMES プロパティをサポートするのであれば、WDM ビデオ キャプチャ フィルタ が自動的にこのインターフェイスを公開する。詳細は、Windows DDK のドキュメントを参照すること。