IAMMediaContent インターフェイス

IAMMediaContent インターフェイスは、ストリームからメタデータを取得するためのメソッドを提供する。アプリケーションは、このインターフェイスを使って、作成者、タイトル、著作権など、ストリームにエンコードされた情報を取得できる。通常、このインターフェイスは AVI スプリッタMPEG-1 ストリーム スプリッタなどのパーサー フィルタによって公開される。

ストリーム タイプによっては、フィルタはこのインターフェイスのメソッドのサブセットをサポートする場合がある。たとえば AVI スプリッタは、AVI ファイルの INFO チャンクから、著作権、作成者名、タイトルを取得する。他のメソッドは、E_NOTIMPL を返す。

 :  Microsoft® Windows Media™ Player はメタデータの表示にこのインターフェイスを使わない。

以下のメソッドを公開する。

メソッド 説明
get_AuthorName 作成者名を取得する。
get_Title タイトルを取得する。
get_Rating レーティングを取得する。
get_Description 内容の説明を取得する。
get_Copyright 著作権情報を取得する。
get_BaseURL 関連 Web コンテンツのベース URL を取得する。
get_LogoURL ロゴの URL を取得する。
get_LogoIconURL ロゴ アイコンの URL を取得する。
get_WatermarkURL ウォーターマークの URL を取得する。
get_MoreInfoURL 内容に関する追加情報の URL を取得する。
get_MoreInfoBannerImage 関連情報バナーのイメージを取得する。
get_MoreInfoBannerURL 関連情報バナーの URL を取得する。
get_MoreInfoText 追加情報をテキストとして取得する。

要件

Qnetwork.h を必要とする。インターフェイス ID を定義するには、Qnetwork.h の前、Dshow.h のに、Initguid.h をインクルードする。

#include <dshow.h>
#include <initguid.h>
#include <qnetwork.h>

 :  プロジェクト内で Initguid.h を一度だけインクルードするように注意すること。