方法 : XACT キュー インスタンス変数の使用
XACT GUI を使用して作成したキュー インスタンス変数の使用方法について説明します。
キュー インスタンス変数を使用するために XACT エンジンを初期化するには
グローバル設定ファイル (.xgs) を XACT GUI プロジェクトからバッファーにロードします。
「方法 : XACT の初期化」の手順で XACT を初期化する際に、手順 2 を変更して、グローバル設定ファイルを参照するパラメーターを含めます。
注 これを実行するには、XACT_RUNTIME_PARAMETERS 構造体の pGlobalSettingsBuffer、globalSettingsBufferSize、および globalSettingsFlags メンバーを設定します。これらの構造体メンバーは、.xgs ファイルを格納するバッファーを指定し、バッファーのサイズを設定し、バッファーに割り当てられたメモリーを解放する XACT の役割を割り当てます。
EngineParameters.pGlobalSettingsBuffer = pvGlobalSettingsData; EngineParameters.globalSettingsBufferSize = dwGlobalSettingsFileSize; EngineParameters.globalSettingsFlags = XACT_FLAG_GLOBAL_SETTINGS_MANAGEDATA;
キュー インスタンス変数のインデックスを取得するには
変数名を使用して IXACT3Cue::GetVariableIndex メソッドを呼び出します。
注 キュー変数を操作するためのメソッドにはすべてキュー変数のインデックスが必要です。
XACTVARIABLEINDEX iCueVariable = pCue->GetVariableIndex("RPM");
キュー インスタンス変数の値を取得するには
- 変数のインデックスを使用して IXACT3Cue::GetVariable を呼び出します。
XACTVARIABLEVALUE variableValue;
pCue->GetVariable(iCueVariable,&variableValue);
キュー インスタンス変数の値を設定するには
- 変数のインデックスと変数の新しい値を使用して IXACT3Cue::SetVariable を呼び出します。
variableValue = 3000;
pCue->SetVariable(iCueVariable,variableValue);
関連トピック
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